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ヤエスのFL2100Bが28MHZ帯のみ、自己発振します。RF入力を入れないで、ロードバリコンの羽を全部入れた状態で、プレートバリコンを回すと羽が8割程抜けた所で(RFを入力しても、このあたりで、同調する)自己発振します。572BのPSを無誘導に替え、グリッドのアースポイントも最短にしてあるのですが、少しは改善されましたが、まだ発振します。通常ロードバリコンの羽を全部入れた所で、使用することはないので、実用上差し支えないのですが、おもしろくありません。通常の状態で使用出来ますが、どのようにすれば、改善できるのかアドバイスして下さい。
http://www.w8ji.com/fl2100_problems.htm
> プレートバリコンを回すと羽が8割程抜けた所でまさにアンプの寄生発振テスト法そのものですね。通常、使用する電圧より低めにしておいて、プレートバリコンをぐるりとまわし発振しないことを確認します。さらに使用予定周波数帯の端から端までのローレベルの信号をスイープして入力して異常に感度が高い周波数がないかを確認します。 プレートバリコンの位置やロードバリコンの位置を変化させながら上記をくりかえします。これでプレート電流におかしな変化が現れるようではNGです。異常な発振傾向があっても出力がでてくるとは限らないので、出力メータはあまり参考になりません(が、出たら大変!!)これはスベトラナの球であろうが何であろうが、一般的な話です。No 517で参考さんから紹介いただいたHPの記載にあるような、スベトラナの572Bがローμでカットオフされにくいので無信号状態でも電流が流れやすいかどうか、とは別な話です。
> 通常、使用する電圧より低めにしておいてというのは、万が一、発振したときの安全のためです。プレートやスクリーン電圧を下げると発振はしにくくなるものですから、電圧を上げたとたんに発振することはよく経験します。特に三極管ではプレート電圧を下げるとゲインががくっと低下するので、発振する機会は減ります。さて電圧を通常の値にもどし、バリコンテストもOKとして、信号のピークで発振する、アンテナ負荷の変化で発振する、そういうときにSSBやCWが濁る、ということはよくある話です。
> 使用予定周波数帯の端から端までのというのは、想定されるRF周波数帯の全域、という意味です。さらには数百KHzから数百MHzまでが発振し得る周波数帯域だと考えるなら、この全域に渡ってアンプの動作が安定であること、すなわち使用目的の周波数以外に、おかしな「感度が高い周波数がない」、というのが安定なパワーアンプに必要な要件です。どのあたりで発振するのか、は各送信管や回路定数、回路構成そのものなどによって異なるものです。キャパシタやチョークコイルなどの使用部品によっても違いが生じます。もしこの寄生共振周波数が、ちょうど基本波の整数倍にあるとすると、極めて高いレベルの高調波を発生することになります。すなわちワイドバンドアンプやマルチバンドアンプの難しさはここにあります。FL-2100B は、数十MHz領域で発振しやすいのではないでしょうか。数百MHzには至りません。なぜなら、572B はそんなに高い周波数では増幅率が極めて低いからです。まずどのあたりでそのアンプが寄生共振周波数をもつか、これをコールドステートでテストすることをおすすめします。入力および出力の各部分をディップメータでチェックしてください。もちろん使用目的の周波数で一番発振しやすいことも忘れないでください。なぜなら入力と出力の信号周波数が同じで、かつ同調回路も同じ周波数に同調しているので感度が高いのですから。(GGアンプでは相互の位相は逆になる、のが原理ですが、どうでしょう?)なお中和回路というのは、一般に、ある想定周波数で中和条件を満たすように考えられています。が、ぜんぜん別の周波数では、ただのフィードバック回路として働いたり、寄生共振回路になったりするのも事実です。NFB回路も同様で、たとえばコリンズ30S-1リニアアンプでは、フィードバック回路にパラ止め(=高い周波数に対するロス回路)が入っています。以上、そのアンプに特有なあぶない周波数に対して、周波数特性を有するQダンプ回路(たとえば直列共振回路+無誘導抵抗など)を挿入して、発振しにくいようにすることが必要になります。これは取り扱う電力が小さい入力回路に入れるほうが簡単ですが、出力回路に入れる場合もあります。どちらに入れても、特定周波数でそのアンプのゲインが低下すればよいのです。もうひとつ、忘れてはならないのが入出力信号を切り替えるリレー回路の浮遊結合です。FL-2100B ではひとつのリレーで両方を切り換えているのす。入力および出力回路で、どれほどのアイソレーションがあるのか、測定してみると良いでしょう。方法は、アンプを送信状態にして(できればさらにカットオフになるほうが安全)、出力から入力に至る通り抜けを測定することで推測できます。リレーを介したときと、回路直結のときで、どれくらいの差があるか?を見るのです。この方法は、同時にアンプの回路自体のアイソレーションを意味しますから、変なところに筒抜けになる周波数がないかを見る方法でもあります。勝利さんのFL-2100B では、問題のバリコンを抜いてみると上記の発振しやすい条件のどれかを満たすことになるのでしょう。このとき、出力メーターは振れますか? プレート電流計が振れるだけですか?
ご無沙汰しております。何時も楽しくHPを拝見しております。私もようやくエブリサンデーとなり無線三昧の日々を送っております。ところで稚拙なHPを開設しましたが、那須次郎さんのHPとリンクしたいと思いますが宜しいでしょうか?私目の近況はHP上で分かると思いますので一度ご覧ください。
> ご無沙汰しております。おやおや、これはお久しぶりです。そうでしたか、もうそんなお年ごろでしたか!!(ちょっと早いんじゃないですか??)ともかく、お元気で無線をお楽しみのことでしょう。貴殿HPは以前拝見しておりますが、ついに本格UPでしょうか。どうぞ貴殿HPへリンクをお願い致します。こちらとしては、光栄の至りです。HFのアンプや、いい音するSSBの実験は、ほかに浮気していてこのところ (やっていないわけではないが)遅々として進まずの私め、またご指導をお願い申し上げます。ついでに、なにか書いていってくださ〜い!!
越前太郎さんの軍用無線機のHPに登場するプリセレクタのひとつ、AM-4823/Uは、その昔の真空管式プリセレクタの名機635V-1にかわり半導体化されたものです。
越前太郎さんのHPはhttp://www.geocities.jp/hf851s1/です。このAM-4823/Uは、米国海軍用に生産されたようで、がっちりした密閉型のキャビネットに収まっています。19’標準ラックサイズ。周波数設定はツマミをまわして設定します。KHz(昔ですからKc)オーダーでちゃんと同調しますが、同調には時間がかかります。3,5メガから7メガまで8秒くらいでしょうか・・・ジャーッとギアが回転する音がして、リレーがガチャっとなればOK。各ブロックごとにプラグイン方式で(一部は配線がハンダ付け)、シールドは完璧です。これで目的周波数以外が筒抜けしたら意味がないので、まるで測定器並みの構造になっています。
AM-4823/Uの下側はこうです。一部、コイルを収納する銅製の筒は、635V-1を彷彿とさせますが、リッチな時代のアメリカ製、といった感じの部品使いです。
AM-4823/Uの銘板です。実はこの機器は、数年まえに越前太郎さんからお譲りいただいた、思い出の品であります!
同調回路の選択特性に目を見張るのは、AM-4823/U同様この機種についても言えます。HF-8060・狭帯域用プリセレクタ兼ポストセレクタです。信号ラインは2系統あり、受信機の入力および送信機の出力(100mWレベル)に挿入します。周波数選択には、自作のBCDスイッチを使用してKHzオーダーまで同調させています。(この写真のスイッチは10KHzまでツマミを付けている)総合ゲインはおよそ6dBくらい得られるようです。AM-4823/Uはノイズが多いのですが、こちらは静かです。
HF-8060の内部です。作りが安っぽいと文句も言われるURG-2の軍用無線機やHF-80シリーズですが、確かに昔の無線機のように、手榴弾を食らってもこわれないという印象は持てません。ご覧のとおり、内部もスカスカで昔の軍用無線機のイメージはありません。しかし電気的特性は悪いわけではないので、それはそれなりだと評価できます。
HF-8060のロゴです。コリンズ・ラジオカンパニー時代のオレンジ色のロゴは魅力的ですが、白地に赤のモデル名、赤地に白抜きのロックウェル・コリンズのロゴも、おしゃれだと思いませんか?いつも思うのですが、ロックウェルのシンボルマークは、シングルトーンにフェーズノイズ、と私の目には映ります。
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