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突然ですが、元祖「アキバ族」からのお知らせです。
秋葉原駅界隈の再開発の一環として、神田青果市場跡地に大きな高層ビルが出来ました。ひとつは、秋葉原駅を出てすぐ、皇族から民間に嫁いだ元「紀宮(のりのみや)」さまがお住まいのマンションがあるビル(だと思うのですが)、そのとなりに今度できたUDXというビル、そこの横断歩道橋のような通路を通り抜けていった先に、秋葉原の真空管専門店、クラシックコンポーネンツという店があったのをご存知でしょうか。UDXの通路を最後まで行って、降りたら左手の目の前の路地、1Fにそば屋がある松井ビルの4Fです。
わざわざ「店があった」と書いたのは、現在、新店舗に全移転のため、店じまい大安売りをしているところだからです。
本日、久々に行ってみました。偶然だったのですが、そういう状況下で、ありとあらゆる半端な真空管が売られており、それは昔の1943年(戦争中ですよ、これ)製造のUS製クライストロンから、ありとあらゆる真空管と付属部品の大半がお値段¥100.でバッタ売りの状態です。 4CX1000A用や大型送信管のソケット、X球を使用したVHF送信機ファイナルユニット、スベトラーナ4CX400Aとして知られる8930ソケット・チムニー付き、などもありました。
そこでまとめて、4CX250などに使えるソケットSK-600シリーズ、4X150Gや4CX250Kという400MHzでも使える送信管、受信機用の6AH6A、2C39Aの高ゲイン球である7211、などなどすべて¥100.持てるだけ買い小遣いを散財してきました。
年内30日までやっているそうなので、興味のあるかたはぜひお見逃しないように!!
なお新店舗は、ハム月販のある通りに直交する通りで1本駅側の細い通りを、ハム月販に向かって左に曲がって数十メートル行った右手の今井ビルにあります。そちらは3年前から送信管専門の売り場でしたので、ご存知の方も多いと思います。
もちろん本来の売り物である807やその改良版の5933(807W)¥800、高利得のメタルGT管6AG7¥500、829B、2E26ほか懐かしい真空管も多数目にしました。
では皆様、GL!!
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
Birdhouseの住人
投稿日:2007/12/22(Sat) 21:15
No.806 |
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> 突然ですが、元祖「アキバ族」からのお知らせです。 aaaあああああ・・・・おととい秋葉に行っていたのですが・・・・・ 今は遠くの田舎で・・・・行けない残念!! 誰かさん 店ごと買い取ってください
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
那須次郎
投稿日:2007/12/23(Sun) 01:01
No.811 |
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>秋葉原の真空管専門店、クラシックコンポーネンツ 地図をつけましょう。 >ありとあらゆる真空管と付属部品の大半がお値段¥100.でバッタ売りの状態
と書いたのですが、 > 4CX1000A用や大型送信管のソケット、X球を使用したVHF送信機ファイナルユニット、スベトラーナ4CX400Aとして知られる8930ソケット・チムニー付き、など これらは¥100円ではありませんので、念のため。でも買い得です。
Pulledですが、4CX3000A ¥30kが多数あり、ソケットを持っているひとには、歪みの少ない魅力的な送信管です。
小さいものでは4CX300A, ソケットもいっしょに沢山でていました。144や50MHzには簡単にパワーが出て、いいのじゃないでしょうか。 コンパクトン6JM6 ¥1000、 5933(807W) ¥800 ヨダレと涙がいっしょに出そうです。
> 年内30日までやっているそうなので、興味のあるかたはぜひお見逃しないように!!
> 新店舗 > 3年前から送信管専門の売り場
こちらには新品箱入りの7F60RA+socket, 7F64R(NECおよびJRC), 4-65A, 4-125A, 4PR-60C, 813, 4-1000A, 歪みの少ないドライバー用6F45R多数、829B, 2E26, 6146Bなどが目を惹き付けました。 東芝6KD6もありましたが、これはえらい値段でした。
メタル管6AG7 ¥500 NOS, VHF用高性能三極管417Aは相当管がありましたが、大変高価で買えませんでした。 (財布には、もうお金が・・)
お店の奥もちょいと覗かせてもらったところ、業務用の大型送信管も沢山お持ちのようでした。
> では皆様、GL!!
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
那須次郎
投稿日:2007/12/23(Sun) 03:18
No.812 |
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> 秋葉原の真空管専門店、クラシックコンポーネンツ
たいてい、マニアが集合するお店には結構なマニアがいらっしゃるものですが、きょうはものすごかった!・・・というわけで、紹介します。
そこで、ものすごく面白いものを見せてくださったオジサンがいます。 お店のお客さんですが、龍田壱球(たった・いっきゅう)さんをみなさんはご存知でしょうか。
龍田さんは、お名前およびこの本の題名のごとく、真空管1本でスーパーラジオを製作する技術にこだわり、これまでに複合管各種を使用して『壱球スーパー』を製作されました。
しかし本日、見せていただいたのは、カバンから取り出したタッパーウェアの工具箱のような15×20cm、厚みが5cmくらいのケースに入った特別な『壱球スーパー』、真空管それも五極管1本だけのスーパーラジオなのです。
高いゲインを持つ五極管、7788を1本だけ使用したスーパーです。ビルの中にもかかわらず、これがまたいい音で、BC帯の放送を聴かせるではありませんか!! 「びっくり!」です。
不思議なのは、7788で局発、中間周波増幅、音声増幅の3つの仕事をさせている技術です。 音声を中間段の真空管で増幅させてしまおう、ということは、その場で考えてナールホド、と思ったのですが、それに局部発振までさせるとは、常識からは考えられない(普通なら考えてはイケナイ!)方法です。
ちなみに7788というのは、大変すぐれた五極管だそうで、そういえば208U-10のRF初段に採用されています。低歪み、かつ5ワットも出力が取れる球なのだ、とか。ナルホド・・・ ゲインがない球では絶対にできないでしょうね、と龍田さんの弁。
小型化するため、この壱球スーパーはAC直接整流、IFトランスはトランジスタラジオ用です。タッパーに入っているのは絶縁目的もあります。 周波数変換と検波はダイオードを使用していますが、実に、『おもしろい!』 この壱球スーパーです。
ほんとうに、いつもアキバには感動が溢れています。
なお本日初対面であった私に、たまたまお持ちであった著書をカバンから出して原価でお譲りくださいました。ありがとうございました。
この、非常〜にマニアックな著作は、インターネットでしか買えないでしょう、とのこと。(本屋さんでは、まず売れないため、らしい)
那須次郎も脱帽の、ラジオつくり(複合管の使用法、トランスレス電源、そして1球スーパーの実現!)のノウハウが充満しています。 出版元に聞いてね、とのことでしたので、興味あるかたは、どうぞご購入くだされたし。 ¥1600+税
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
Birdhouseの住人
投稿日:2007/12/23(Sun) 19:39
No.813 |
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> 今井ビルにあります。 社長夫人が常駐されていた事務所が店になったのですね。 その本はずっと以前、ラジオセンターの小さな本屋に並んでいました。著者の名前が面白かったので記憶があります。 真空管時代も終わり・・・・保守球の保管者も・・・使用する機械もなくなりつつありますのでこの先、どうなりますやら。 どなたか真空管博物館を作って欲しいものです。 当方は出来る限り現物や画像でリニアAMPを沢山保存と画像を残そうとしています=ONAIRできる環境がないので憂さ晴らし!! 見かけたり、入手できそうなものは手当たりしだいやっていましたが。。。。。軍資金が足りません。 本業もまた忙しくなりつつあり・・・このさき数年は動きが鈍りそうです。残り物に?はありそうですか? 来週出張案件がないか・・・さがそうっと!!
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
qm06友の会
投稿日:2007/12/30(Sun) 23:36
No.831 |
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> 突然ですが、元祖「アキバ族」からのお知らせです。
情報ありがとうございました。 29日に家族サービスでお江戸に行きましたので、早速朝一番に行こうとしたのですが、別件の買出しが優先ということで(笑) 午後にお邪魔しましたが、既に何方様か店ごと購入される勢いで 予約が入っていたせいか、物はあまりございませんでした。
100均以外の物も、社長様のご好意でお安く購入させていただきました。 4cw15000買ってくればよかった
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
那須次郎
投稿日:2007/12/31(Mon) 18:23
No.832 |
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私はその後、行くことができませんでしたが、お店(旧店舗)は無事、売り尽くしたのでしょうか。
うわさでは、qm06友の会さんもいいものを沢山お買いになったようで(何をお買い上げかな?)、とりあえずはこれで心置きなく無事年を越せるというものでしょう。まずは、おめでとうございました。
それでは年明けに、新店舗のほうも店ごとお買い上げください!
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
那須次郎
投稿日:2007/12/31(Mon) 23:38
No.836 |
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来年も良い年でありますように。 ネズミのように働いてください!
先に、おとそ、各種で。 ごちそうさまです。
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
畑 時能
投稿日:2008/01/08(Tue) 15:01
No.865 |
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はじめまして、ネットサーフィン中に偶然見つけましたが、面白いサイトですね。 ”真空管1球入魂”を早速買って読みました、著者のすごい執念と技術に脱帽です。 複合管1球でここまでできるとは・・・(7788の例は載ってませんね)。 疑問なのは7788は複合管では無いのではと思いますが、どうやって1球スーパーを実現してるのかな?非常に興味がありますね。 ご存知でしたら教えてください。
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/08(Tue) 21:03
No.866 |
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畑時能さん、こんにちは。 確かに、 > 7788で局発、中間周波増幅、音声増幅の3つの仕事をさせている技術
ここですね、この方のすごい腕前は。 7788はMTの五極管ですから。
放送波から400kHz程度?(455ではないそうです)離れた周波数を局発にしている、とおっしゃっていましたので、この高いゲインの7788という真空管だと、発振させながら、あまり離れていない周波数のRF、および同時にAFの増幅をさせることができる、という微妙なバランスをとることができた証明であるといえます。
発振を起こしているRF増幅回路は感度抑圧やノイズの発生があるのですが、なんということはない、壱球さんのラジオはそのままAM放送を聞かせてくれます。昨年最後のびっくりでした。
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
畑 時能
投稿日:2008/01/10(Thu) 20:47
No.872 |
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那須次郎さん こんばんわ、早速のお返事を有難うございました。 龍田壱球さんは本当にすごい人ですね。 7788の例を追加して、”真空管1球入魂!”の改訂版を出して欲しいですね、絶対買います、HI。 複合管での例よりも、もっとインパクトがあると思います。 実物を見て、聞いてみたいですね。
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
qm06友の会
投稿日:2008/01/10(Thu) 23:13
No.873 |
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> 突然ですが、元祖「アキバ族」からのお知らせです。
こんなもの仕入れてきました。
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/11(Fri) 02:49
No.874 |
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> 複合管での例よりも、もっとインパクトがあると思います。
畑さん、私は「これって、どんなマヤカシ?・・」と思ってしまったほどでした。にわかに信じられませんでしたが、解説をお聞きして、妙にナットクしたものです。
龍田さんいわく、「5球スーパーって、いったい何だったんだ!と私は言いたい!」、まさに、本当に。同感でした。 ラジオを作れば真空管屋さんが儲かる、の図ですね(まあ、大抵は同じ会社でしょうけれど)。
qm06友の会さん、 >こんなもの仕入れてきました。
右は4X150D変調器などに使用される例のあれですね。もう、こういうものを、あまり誰も買いたがらなくなったようで、残念です。
左の黒ずんだほうが、うわさの同軸タイプのソケットですね! 板が多角形で四角くないのは、コリンズの通信機のセットからのものなのでしょうか? オリジナルの球は4X150Gか、4CX250Kかも知れませんが。
ヒーター電圧が違いますが、後者は缶入り新古品が出雲のほうにはまだ豊富にあるようです。
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
Birdhouseの住人
投稿日:2008/01/11(Fri) 21:01
No.875 |
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> qm06友の会へ そのソケットは6年ほど前にKOREAから入荷したもののはずです。多量にありましたがほとんど売れずに残ったのでしょう。 しばらくして恵比寿の店に出したようです。それでも残った。 何故ならば他の個人が安価にUSAから全国に前後してばら撒いたからですよ。Hi
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/12(Sat) 01:49
No.876 |
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>それでも残った。
売れないソケットを引き取ってきました。 お店で売れそうなクリーンなソケットは、まだ沢山残っていますので、ご安心ください。
Eimac SK-600 SK-602 SK-610 SK-630A
Johnson 124-110 124-110-13 124-115
Chimney+socket for two tubes
Socket for 4CX300A
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/12(Sat) 01:59
No.877 |
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>Socket for 4CX300A 球も欲しいです。どこかにありませんか?
4CX300Aというのは430MHzでも使用可能なパワー管です。 思い出の記事は、やはりあの有名な Super Cathode Driving でしょう。
AB1クラスGKアンプで出力300Wあるものを、GGアンプの変形であるゼロバイアスSKD方式(すなわちG−S結合の三結GGアンプ)でドライブすると、ドライブ75Wのとき出力375Wとなり、相互変調歪みが激減する、というあの記事です。
原典はQSTではなかったかと記憶します。 CQ出版社『リニアアンプハンドブック』(古いほう、表紙が3−500Zのアンプ)でも、昨年SKされたJA1ANG米田さんが紹介されています。
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/12(Sat) 02:04
No.878 |
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珍しい真空管も沢山引き取りました。 いずれもUHF用ではないかと思います。
なにか使い道はありませんか?
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/12(Sat) 02:13
No.879 |
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> お店で売れそうなクリーンなソケット
戦車の無線機に使用される8930ソケット・チムニー付きです。 これはキレイな商品ですが、全部は売れなかったようです。
8930というのは知名度が低いのかもしれません。 ステムは4CX250Rと同じです。移動無線機用に開発された、振動に強い構造の頑丈な球です。アノード部分は400W損失になるよう大きめです。 Svetlana 4CX400Aとしても知られています。(いません?)
ソケット・チムニー、球とも外し品のようですが、見た目はキレイです。安価に入手可能かと思いますが、いかがでしょうか?
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/12(Sat) 02:33
No.880 |
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> 8930 低めの風圧で充分冷却できる大きな風通しのいいフィンを持っています。
左 8930 右 4X150A
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Re: 店じまい大安売り投稿者:
qm06友の会
投稿日:2008/01/14(Mon) 00:04
No.903 |
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Birdhouseの住人さん なすさん
250Kタイプは確かにコリンズの送信機取り外し品ですね! ヤフオクでも随分目につきましたHIHI
8930いいですね!
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いわゆるX球、小型の4X、4CX用で 8-pin/gridセンターピンのあるベースの古いソケットの比較をしてみます。 いずれも秋葉原の真空管専門店『クラシックコンポーネンツ』で入手したものです。
Eimac SK-600 が基本型で、各種の用途により多くの種類があります。
今回入手したスクリーン・バイパスキャパシター付きのソケットは、
Eimac SK-600 SK-602 SK-610 SK-630A
Johnson 124-110 124-110-13 124-115
まず基本は、SK-600ですが、2種類ありました。 スクリーン・バイパスキャパシターの部分に注目します。キャパシタンスは 2700pF です。
くぼみがないもの(左) くぼみがあるもの(SK-606チムニーが載る)
SK−600の下の部分を見ましょう はかまの部分は、切れ込みがない円筒です。
グリッドのコレット(センターにある)のネジはインチ・ネジなので、中古を購入するとき、できればネジが付属しているものを選ぶほうがいいですね。 もっとも最近ではインチ・ネジは秋葉原の『ネジの西川」でも入手できるほか、地方のDIYショップにも置いている場合があります。
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/12(Sat) 02:52
No.882 |
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> まず基本は、SK-600
これによく似たSK-602です。 同様にスクリーン・キャパシターの部分に くぼみがないもの(左) くぼみがあるもの(SK-606チムニーが載る)
下の部分を見ましょう。 SK-600と異なり、 はかまの部分の円筒には、切れ込みがあります。
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/12(Sat) 03:16
No.883 |
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> まず基本は、SK-600 SK−600シリーズには、用途により多数のソケットがあります。 同じ型番でも、年代によって少し違いがあるのかもしれません。
SK-610 (左、大きいほう) スクリーン・キャパシターの部分にくぼみがないものです。 くぼみがあるものが存在するかどうかは存じません。
SK-630A (右、小さいほう) カソードのPin 2, 4, 6, 8 がシェルにアースされています。UHF用GKアンプ向きです。 スクリーン・キャパシターに封印のパテが塗ってあります。赤いもの、青いもの、2種類見かけました。キャパシターの容量は、同じ小さい径のソケットSK620Aで 1100pF なので、同じかもしれません。 (SK-620Aでは、Pin 2, 4, 6, 8 の直接アースがありません)
径の小さいチムニーを使用します。セラミックのSK-626、レジンのSK-636など。したがって、8930など大きなプレート・フィンのある送信管には使用できません。
下の部分を見ましょう いずれも、はかまの部分の円筒には切れ込みがありません。
これらのデータは、下記のページにPDFがあります。 http://www.radiowrench.com/sonic/
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/12(Sat) 03:32
No.884 |
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> まず基本は、SK-600 JohnsonでもSK−600シリーズに類似のソケットが製造されました。同様に多数のソケットがあります。 同じ型番でも、年代によって少し違いがあるのかもしれません。
124-115 (左、小さいもの) =SK-630A類似? カソードPin 2, 4, 6, 8 およびヒーターPin 7がシェルにアースされています。(Pin 7がSK-630Aではアースされないのが異なる点) スクリーン・キャパシターの部分にくぼみがないものです。 Eimac SK-630Aのように、チムニーを載せるくぼみがあるものが存在するかどうかは存じません。 はかまの部分の円筒には切れ込みがありません。 スクリーン・キャパシターに白い封印のパテが塗ってあります。
124-110 (中) =SK-600, SK-610相当? スクリーン・キャパシターの部分にくぼみがないものです。 はかまの部分の円筒には切れ込みがありません。 スクリーン・キャパシターに白い封印のパテが塗ってあります。
124-110-13 (右) =SK-602相当? スクリーン・キャパシターの部分にくぼみがないものです。 これは、はかまの部分の円筒には切れ込みがあります。 これも、スクリーン・キャパシターに白い封印のパテが塗ってあります。
はかまの切れ込みは、同軸キャビティー構造にしたときに、いずれかの電極にいくリード線を出し入れするとか、グリッド側の同調VCの調整目的の穴であろうかと思われますが、正確な用途をどなたかご存知でしたら教えてください。
スクリーン・バイパスキャパシターの封印のパテ(材質はレジンという)は、特に航空機用ではキャパシター内に結露するのを防ぐ、あるいは塩分を含む水の浸入を防ぐためのものです。
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/12(Sat) 03:37
No.885 |
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型番が見当たらないものがありました。
カソードPin 2, 4, 6, 8 がシェルにアースされています。(=SK-610A類似の構造)
スクリーン・バイパスキャパシターのフィンガーストックが金メッキされています。
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/13(Sun) 01:52
No.886 |
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> いわゆるX球、小型の4X、4CX用で > 8-pin/gridセンターピンのあるベースの古いソケット
スクリーン・バイパスキャパシターがないものがあります。 これも売れ残り品を大量に回収させていただきました。
お役に立たないと思うのは早計で、立派に役立つことを知らないかたも多いことでしょう。
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/13(Sun) 01:54
No.887 |
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>お役に立たないと思うのは早計で
大丈夫です。使えます。
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/13(Sun) 02:04
No.888 |
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> まず基本は、SK-600ですが、
Pin 5 は欠番で、もともとコンタクトが付いていません。
しかし、このソケットは写真のように7-Pinを有するロシア製真空管にも使用可能であることは、あまり知らせたくない事実です。
球は GU-74b、 別名4CX800Aといわれるポピュラーな送信管です。
なぜこんなことが起こるのか? 歴史は面白い。
ものごとを心良く解釈するなら、ヒトラーの時代にドイツから逃げ出したユダヤ人科学者の多くが、米国かロシアに亡命したため、戦後、その両国で偶然にも同じようなものを考え出したのだ、と。
しかしこの GU74b に限らず、米ソ冷戦時代に開発されたであろう、あまりに多くの米国Eimac製およびロシアSvetlana製真空管に共通性があるので、こう言ってばかりもいられまいが。
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
Birdhouseの住人
投稿日:2008/01/13(Sun) 08:46
No.889 |
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> いわゆるX球、小型の4X、4CX用で > 8-pin/gridセンターピンのあるベースの古いソケットの比較をしてみます。 > いずれも秋葉原の真空管専門店『クラシックコンポーネンツ』で入手したものです。 > > Eimac SK-600 が基本型で、各種の用途により多くの種類があります。 > >> Eimac > SK-600 > SK-602 > SK-610 > SK-630A > Johnson > 124-110 > 124-110-13 > 124-115 ソケットの画像が当方にもありますのでアップしましょう。 124−110左、SK-600です
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
Birdhouseの住人
投稿日:2008/01/13(Sun) 08:48
No.890 |
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> いわゆるX球、小型の4X、4CX用で > 8-pin/gridセンターピンのあるベースの古いソケットの比較をしてみます。 > いずれも秋葉原の真空管専門店『クラシックコンポーネンツ』で入手したものです。 > > Eimac SK-600 が基本型で、各種の用途により多くの種類があります。 > > 今回入手したスクリーン・バイパスキャパシター付きのソケットは、 > > Eimac > SK-600 > SK-602 > SK-610 > SK-630A > > Johnson > 124-110 > 124-110-13 > 124-115 裏側の画像きり欠きの有無が判ります
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
Birdhouseの住人
投稿日:2008/01/13(Sun) 08:52
No.891 |
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> 小型の4X、4CX用やロシア球用に使えるEIMAC製
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
Birdhouseの住人
投稿日:2008/01/13(Sun) 08:54
No.892 |
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ロシア球用に使える裏側
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
Birdhouseの住人
投稿日:2008/01/13(Sun) 09:00
No.893 |
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これもソケット+チムニー
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
Birdhouseの住人
投稿日:2008/01/13(Sun) 09:11
No.894 |
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先のソケットの元の組み合わせ(軍用機器からの外し)ですがテフロンシートが短絡していたので交換して整形する前の画像です。
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
Birdhouseの住人
投稿日:2008/01/13(Sun) 09:13
No.895 |
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7034と組合わせる他画像=球には測定DATAメモが歯ってあります
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
Birdhouseの住人
投稿日:2008/01/13(Sun) 09:15
No.896 |
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SK-600新品箱入り
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/13(Sun) 15:11
No.897 |
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> セラミックのチムニーSK-606 >径の小さいチムニー セラミックのSK-626、レジンのSK-636
押さえ金具の付いたファイバーグラスの製品
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/13(Sun) 15:23
No.898 |
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>Johnson
チムニーも製造しています。 Eimac SK-606 同等の製品。 すその部分が段々になっているのが、Eimacとの違いです。
球は RCA 8122 x2 National NCL-2000 に憧れて作ったのですが、あまりパワーも出ないし歪みが多いので、こわした小型のリニアアンプの残骸です。
この送信管のベースは 12-pin コンパクトロン型で、6JS6Aや6KD6などと同じです。 球の内部は、とてもPd=400W の送信管とは思えないような小さなステムで、4X150Aのほうが大きいかも知れません。 ちょっと、がっかり・・・。
RFCが小さいのはフェライトバーに巻いてあるためで、必要なインダクタンスは充分確保しています。
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/13(Sun) 15:29
No.899 |
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> セラミックのチムニー
これもいろいろあります。 桜のマークの国産航空無線機のファイナル部分。 送信管 4CX250FG 26.5V管です。
移動用無線機では送信管が振動や重力加速度で抜けることがあってはいけませんので、球をがっちり抑えておける構造が必要です。
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/13(Sun) 15:47
No.900 |
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> いわゆるX球、小型の4X、4CX用
> 8-pin/gridセンターピンのあるベースの古いソケット
> 秋葉原の真空管専門店『クラシックコンポーネンツ』で入手したものです。
> Eimac SK-600 が基本型
今回収集したものをまとめてみると、
Eimac
SK-600, two types, bypass capacitor shell flat or ditched, round bottom skirt. 2700pF
SK-602, two types, bypass capacitor shell flat or ditched, wedged bottom skirt. 2700pF
SK-610 (how different from SK-600? Unlike SK-610A, no cathode pins connected to ground)
SK-630A for a chimney for small diameter, cathode pins 2,4,6 and 8 are grounded. 1100pF
Johnson
124-110, looks similar to SK-600 but has sealed bypass capacitor with resin
124-110-13, looks similar to SK-602 but has sealed bypass capacitor with resin
124-115, looks like SK-630A but the cathode pins 2,4,6, 8, and a heater pin 7 are grounded
Socket with screen bypass capacitor, no typing, with cathode pins 2, 4, 6 and 8 are grounded
Simple socket without screen bypass capacitor, good for Russian tube GU74b
Simple socket with a chimney of small diameter
以上の10種、合計12タイプのバリエーションです。
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/13(Sun) 15:50
No.901 |
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>以上の10種、合計12タイプのバリエーション
裏側もご覧ください。
今回入手したジャンクの研究からは、X球のソケットひとつとっても、大変奥深いものであることがよくわかりました。
感想 『こんなに沢山種類があったとは!!』
実に、・・・存じませんでした!
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Re: Sockets for X-tetrodes投稿者:
那須次郎
投稿日:2008/01/13(Sun) 21:35
No.902 |
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>今回入手したジャンク
せっかくですから、きれいにしてみました。
これなら使うかな、という気になると思います。 汚い部品でも電波は出るでしょうけれど、きれいな電波、きれいな無線機、その中身も重要です。
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このプログラムは KENT 氏の yybbs を xoops(PHP) に移植したものです
- KENT -
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