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空き缶が転がりこんで着ましたので缶テナを又作ることに・・・・HF−UHFまで良好のSWRです。
> 空き缶が転がりこんで着ましたので缶テナを又作ることに・・・・
> 空き缶が転がりこんで着ましたので缶テナを又作ることに・・・・> HF−UHFまで良好のSWRです。ダミーロードとはいえ、VHFはおろか、UHF領域まで特性を伸ばすのはそう簡単ではありません。いったいどういう作りなのか、なにかマジックがあるのかどうか、ぜひ中身のお写真も拝見したいと思いますが、いかがでしょうか?ちなみにUHFのもっとも簡単なダミーロードは、使用電力にみあった細い同軸ケーブルを数十〜百メートルほど、ひと束使って、ロスケーブルとする方法です。先端は開放でかまいません。耐電力を増すのには、バケツに水をはって浸します。その際、ケーブル内に浸水しないように、開放先端は外に出しておくなどしておけばいいでしょう。SWRが気になるのであれば、終端抵抗を入れてやります。途中のロスが大きいほど、小さなダミーですむというわけです。
> 中身のお写真も拝見したいと思いますが・・・・お見せできるようなものではありませんが・・・多数製作するとコツが判って来ました。ここでは失敗作を御覧いただきます。でもHF〜VHFは低SWRです。
>ここでは失敗作を御覧いただきます。でもHF〜VHFは低SWRです。コネクター部のアップです。必ずビス止めやカシメをすることが必要です。ビス止めはしっかり止めてはいけません=熱膨張でふくらみます。
> 失敗作その2=VHFまでは低SWRですが。。。。
> 中身のお写真拝見しました。50Ωを4本、シリーズ・パラレルにしているようですね。失敗、とおっしゃるのはネジが切れた、ということでしょうか?真鍮ネジではなく、ステンレスネジにしてはいかがでしょう。それにしても、そこまで過熱するのはまずいです。充分オイルに浸して冷却してください! そうしないと同軸まで溶けますから。> 失敗作その2UHFでSWRを下げるのにはコネクタの芯から抵抗体までの部分に工夫しないといけません。DCのようにつながっていればいいのではなく、本来なら、外側のテーパにあわせたカーブをもつ平板なりを使用するのがいいでしょう。簡易法としては、その接続部分のリアクタンスを打ち消すようにコネクタの芯とグラウンドの間に並列にCを挿入します。銅板で作った小さなフラップでいいかと思います。ただしオイルに浸すとキャパシタンスが変りますので、RG-142/Uなどの細いテフロン同軸かセミリジッド同軸でスタブを作ってやる方法も使えるかもしれません(経験ないが)。数cmくらいかも?そのオープン・スタブの共振周波数(半波長に相当=数百MHzでしょう)では電気的にショートされます!いずれの方法でも、SWR最低となるように、一番高い使用周波数で調整すればいいでしょう。
追伸、> 失敗作その2では、オイルに浸すと違う状態になりますね。補正板の間隔はもっと広いのがいいのではないでしょうか。AIRでは写真の間隔かもしれませんが。
617の物は敢えて周波数補正板の間隔を狭くしてあります。抵抗を4本使っていますのでこれ自体で容量が多くなります。そのため、周波数が高くなるにつれて・・・・問題が発生します。本来もっと周波数補正板の間隔は広いのがいいのです。そこでコネクターに近い部分をご指摘のように間隔を狭くしてL分をキャンセルする必要があります。そこである程度全体のバランスを考慮して補正板の間隔を狭くしてみました。この形状ではHF34Mhz以下はSWR1.1、40〜50MhzはSWR1.2、90Mhz以上ではSWRが高くなります。実用範囲なのでOKとしましたが失敗例のひとつです。
617/618失敗例の理由は抵抗の固定方法に問題があります。コネクターの芯に抵抗の回転方向の力が加わった場合に位置が極わずか動くことで補正板との間隔が変化する為にSWRが変化することです。後日、補正板と抵抗の間を保つ補強を入れてOKとしました。ちなみに抵抗が割れたことはありません。
621=失敗例2は周波数補正板の間隔=コネクターに近い部分が広がっていることが問題です。それとこの補正板=鉄パンチングメタルであることです。ご指摘のようにコネクターに近い部分には周波数補正板を付加してL分キャンセルすることでSWR改善ができます。プロ用のダミーは逆テーパー筒が付加されて補正されています。
両者共に問題はコールドエンド側の抵抗固定部分の補正板が両側から挟んでいるだけで周囲が囲まれていないことです。具体的に記載すると無誘導抵抗と補正板の接触改善の銅版クッションがあるのですがステンレス補正板+銅版+真鍮ビスの接触部にスプリングワッシャが入っています=DCではOKですが高周波的にはNGです=>補正板を折り曲げた構造にするかトタンを使ってハンダあげするとOPKです。
> 空き缶が転がりこんで着ましたので缶テナを又作ることに・・・・簡易=圧力抜き構造の提案
簡易圧力抜き
> 中の構造
オイルは何がいいのでしょうか?1KW用には食用のてんぷら油を使っていますが・・・・高価ですがエンジンオイルがいいのでしょうか?
OILは高圧絶縁油=トランスオイルがベストです。近所のGSや農協、キュービクル業者から購入できますただし、20L単位でしょう。サラダ油では直ぐに酸化して誘電率が変化してNGです。ましてやエンジンオイルは粘度が高くてNGです。純水ならばOKですが・・・メンテナンスが問題です。また、トランスオイルは非常に吸湿性が高いので給油は乾燥した日に行う必要とOIL缶の密閉が肝心ですよ。
パイL回路の後ろのLは、HFのバンド毎に準備すべきなのか?それとも固定でいいのでしょうか?RFアンプデザインで8877でみると、やはりバンド毎に変わりますので、やはりそうなんでしょうね。愚問ですが、教えてください。パイLはヘンリーのリニアでよく使われているそうですが、やはり切り替えているのでしょうか?
ヘンリーの回路図をみたらそうなってました。失礼しました。3.5Mと7MHZは2kw出るのですが、14で1800w、21、28で1200wとハイバンドはぼろぼろです。何とかしたいのですが、こんなもんでしょうか?パイLの後のコイルはそう太くなくてもいいのですよね。アラスカはエアーダックスコイルでした。
ハイバンドがローバンドの6割りしか出力が出ないのは、ひどすぎますね! なにか設定が不適なのだと思います。ここのマイアルバムに写真がある4CX1000Aですら、効率60%くらいですが、3.5でも21,28メガでもほとんど同程度の出力があります。144メガでも余裕で使用できる8877なら、HFで65%は下らないはず。入力同調回路がいい加減なのではないですか?GGアンプの出来の悪いもの、たいてい入力回路がいい加減です。見た目だけ同じように作っているけれど、ダメなのが多いようで。
> GGアンプの出来の悪いもの、たいてい入力回路がいい加減KL-11がそれに当たるか定かではないのですが、もし入力同調回路(として入っているでしょう、インピーダンスマッチというよりも)が、通常の使用したい電力レベルの動作のとき、・ドライブ側から見てSWRが充分低い(〜1:1に近い)・同調点を動かしてみて、ドライブ最大になる位置がSWR最低の位置に一致する・動作レベルに対して最良の状態(というのは、ほぼ上記の状態)を満たす・かつ出力側負荷が最適になっている(のは前提条件)、この場合は入力側もこの条件で最適状態に再調整されているということが重要です。ご検討ください。KL−11の入力側コイルがどうであったか忘れましたが、ジャパニーズ・テンワットと言われるハイパワー局が多かったあの時代、高いドライブ電力のために、入力同調コイルに使用しているフェライトコアやフィラメント(あるいはカソード)のチョークコイルなどに使用されるフェライトコアが飽和して歪みを発生させることが問題になりました。GGアンプですから、低いインピーダンス回路で大電流が流れるところへもってきて、ドライブ電力が数十〜100W以上も必要な場合があるためです。これに対する解決策として、フェライトコア(コイル内に入れるとLが増加)に代わって、真鍮コア(入れるとLが低下、同調周波数は上がる)を使用したステアタイト製コイル・ボビンが売られていました。私の記憶が正しければ、国内ではピューマという会社のアンプに使用されたかと思います。コリンズのリニアアンプではすでに採用されている手法でした。真鍮コアのL可変範囲は小さいもので、キャパシタが固定の場合は、コイルの最適巻き数をさがすのが若干の手間でした。そこで入力同調回路を取り付ける前に同調させておいて、アンプに取り付けてから再調整する手法があります。真空管側に100Ωくらいの抵抗を入れておき、入力側から見てSWRが下がる点(ローパス回路なのでそれ以下の周波数でSWRが下がる)に同調させます。これは50Ω抵抗でやると、同調点がよくわからないことがあります。もちろん、同調点だけなら、抵抗など付けないでディップメーターで調べることも可能です。ここで注意しないとならないのは、あくまでこの回路が機能すべきなのはGGアンプ全体の動作に対してであって、同調回路が同調していること、ではないことです。バンドスイッチまわりの配線(細い導線で引っ張っていることが多い)の影響で、ハイバンドの動作がめちゃめちゃであることを知るひとは、アマチュア向けアンプ製造メーカーの担当者でも少ないかと思います。たとえば2mmの銅線が10cmあったら、このリアクタンスがどれほどか、みなさん考えてみてください。28メガなど数十Ωかと思います。たぶん、このバンドの同調コイルより大きいインダクタンスをもっています。こういう導線を用いて、50Ω近辺の入力回路を配線しているとしたら、実際には、21メガや28メガでは本来考えているのとまったく違う入力回路ができあがります。これに対しては、コイルを増減するだけで追従できれば簡単で良いのですが、カソード側のキャパシタを増減して調整するほうが理にかなっています。28や50メガなど高い周波数で、入力側の真空管の電極間容量が問題になる場合、ときによってはπ型ではなく、真空管側は直列同調(Cで大きめに設定したLをキャンセルする)にしておくほうがうまく行きます。
> パイL回路の後ろのLは、話がそれてしまって申し訳ありませんでした。ロードLの調整は、低Qに設定してあるロードVCでするよりも、むしろクリチカルなことがあります。逆にいえば、パイL回路では、ロードVCとプレートVCで追いかけっこをして最適点を探すのは、ブロードなので大変です。30S−1に見られるコンパレータ回路は、この難点を解決して簡単に最適設定ができるよう工夫したものです。最適設定というのは、リニアアンプが「リニアな状態」で「最適な増幅率を示す」位置だといえます。SSBの最適同調点とは、その増幅器の最大出力点ではないことは、この掲示板に過去何度も書いている通りです。これをどうやって求めるのか? 普通なら電力計とスペクトラムアナライザで求めますが、まずは(ボケ球でない限り)メーカー発表の動作条件に近づけるよう努力することでしょう。あるプレート電圧で、あるドライブ電力のときに、カタログ値に近いプレート電流、グリッド電流が流れていること、すなわちある程度の(悪くない)プレート効率で出力も出てくること。これはこのアンプと送信管の動作上、最低必要な条件です。これをもとに上記のような動作点を求めることになります。入力回路と同様、出力タンク回路もその主な目的は、回路が同調していること、ではなくて、アンプがまともな動作をすること、です。アンプ全体を見渡せば、送信管から距離が遠すぎるプレートVC、リアクタンスが大きいカップリングC、ストレー容量・ストレーインダクタンスが多い配線、冗長なアースの引き回し、などなど、効率低下につながる部分はいくらでも見つかるのかもしれません。シールドケースのふたも、閉めておいたほうが出力が逃げないかもしれません。ところで、GGアンプでNFがかかるとどうなるのか?これはGKアンプでも同じですが、NFがかかった分だけゲインが低下します。(ドライブがかからない、つまり、ドライブをかけた分だけ電流が流れない)では、どうやったらGGアンプに多くNFがかかるのか?・・・考えてみてください!
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