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パイL回路の後ろのLは、HFのバンド毎に準備すべきなのか? それとも固定でいいのでしょうか? RFアンプデザインで8877でみると、やはりバンド毎に変わりますので、やはりそうなんでしょうね。愚問ですが、教えてください。 パイLはヘンリーのリニアでよく使われているそうですが、やはり切り替えているのでしょうか?
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KL−11のパイLのLについて投稿者:
8877
投稿日:2007/07/26(Thu) 22:18
No.746 |
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ヘンリーの回路図をみたらそうなってました。 失礼しました。3.5Mと7MHZは2kw出るのですが、 14で1800w、21、28で1200wとハイバンドはぼろぼろです。 何とかしたいのですが、こんなもんでしょうか? パイLの後のコイルはそう太くなくてもいいのですよね。 アラスカはエアーダックスコイルでした。
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Re: パイLのLについて投稿者:
那須次郎
投稿日:2007/08/01(Wed) 02:00
No.748 |
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ハイバンドがローバンドの6割りしか出力が出ないのは、ひどすぎますね! なにか設定が不適なのだと思います。
ここのマイアルバムに写真がある4CX1000Aですら、効率60%くらいですが、3.5でも21,28メガでもほとんど同程度の出力があります。
144メガでも余裕で使用できる8877なら、HFで65%は下らないはず。入力同調回路がいい加減なのではないですか?
GGアンプの出来の悪いもの、たいてい入力回路がいい加減です。見た目だけ同じように作っているけれど、ダメなのが多いようで。
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Re: パイLのLについて投稿者:
那須次郎
投稿日:2007/08/04(Sat) 15:08
No.749 |
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> GGアンプの出来の悪いもの、たいてい入力回路がいい加減
KL-11がそれに当たるか定かではないのですが、もし入力同調回路(として入っているでしょう、インピーダンスマッチというよりも)が、通常の使用したい電力レベルの動作のとき、
・ドライブ側から見てSWRが充分低い(〜1:1に近い) ・同調点を動かしてみて、ドライブ最大になる位置がSWR最低の位置に一致する ・動作レベルに対して最良の状態(というのは、ほぼ上記の状態)を満たす ・かつ出力側負荷が最適になっている(のは前提条件)、この場合は入力側もこの条件で最適状態に再調整されている
ということが重要です。ご検討ください。
KL−11の入力側コイルがどうであったか忘れましたが、ジャパニーズ・テンワットと言われるハイパワー局が多かったあの時代、高いドライブ電力のために、入力同調コイルに使用しているフェライトコアやフィラメント(あるいはカソード)のチョークコイルなどに使用されるフェライトコアが飽和して歪みを発生させることが問題になりました。 GGアンプですから、低いインピーダンス回路で大電流が流れるところへもってきて、ドライブ電力が数十〜100W以上も必要な場合があるためです。
これに対する解決策として、フェライトコア(コイル内に入れるとLが増加)に代わって、真鍮コア(入れるとLが低下、同調周波数は上がる)を使用したステアタイト製コイル・ボビンが売られていました。
私の記憶が正しければ、国内ではピューマという会社のアンプに使用されたかと思います。コリンズのリニアアンプではすでに採用されている手法でした。
真鍮コアのL可変範囲は小さいもので、キャパシタが固定の場合は、コイルの最適巻き数をさがすのが若干の手間でした。
そこで入力同調回路を取り付ける前に同調させておいて、アンプに取り付けてから再調整する手法があります。真空管側に100Ωくらいの抵抗を入れておき、入力側から見てSWRが下がる点(ローパス回路なのでそれ以下の周波数でSWRが下がる)に同調させます。これは50Ω抵抗でやると、同調点がよくわからないことがあります。 もちろん、同調点だけなら、抵抗など付けないでディップメーターで調べることも可能です。
ここで注意しないとならないのは、あくまでこの回路が機能すべきなのはGGアンプ全体の動作に対してであって、同調回路が同調していること、ではないことです。
バンドスイッチまわりの配線(細い導線で引っ張っていることが多い)の影響で、ハイバンドの動作がめちゃめちゃであることを知るひとは、アマチュア向けアンプ製造メーカーの担当者でも少ないかと思います。
たとえば2mmの銅線が10cmあったら、このリアクタンスがどれほどか、みなさん考えてみてください。28メガなど数十Ωかと思います。たぶん、このバンドの同調コイルより大きいインダクタンスをもっています。
こういう導線を用いて、50Ω近辺の入力回路を配線しているとしたら、実際には、21メガや28メガでは本来考えているのとまったく違う入力回路ができあがります。 これに対しては、コイルを増減するだけで追従できれば簡単で良いのですが、カソード側のキャパシタを増減して調整するほうが理にかなっています。
28や50メガなど高い周波数で、入力側の真空管の電極間容量が問題になる場合、ときによってはπ型ではなく、真空管側は直列同調(Cで大きめに設定したLをキャンセルする)にしておくほうがうまく行きます。
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Re: パイLのLについて投稿者:
那須次郎
投稿日:2007/08/04(Sat) 16:44
No.750 |
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> パイL回路の後ろのLは、
話がそれてしまって申し訳ありませんでした。 ロードLの調整は、低Qに設定してあるロードVCでするよりも、むしろクリチカルなことがあります。 逆にいえば、パイL回路では、ロードVCとプレートVCで追いかけっこをして最適点を探すのは、ブロードなので大変です。
30S−1に見られるコンパレータ回路は、この難点を解決して簡単に最適設定ができるよう工夫したものです。最適設定というのは、リニアアンプが「リニアな状態」で「最適な増幅率を示す」位置だといえます。
SSBの最適同調点とは、その増幅器の最大出力点ではないことは、この掲示板に過去何度も書いている通りです。
これをどうやって求めるのか? 普通なら電力計とスペクトラムアナライザで求めますが、まずは(ボケ球でない限り)メーカー発表の動作条件に近づけるよう努力することでしょう。
あるプレート電圧で、あるドライブ電力のときに、カタログ値に近いプレート電流、グリッド電流が流れていること、すなわちある程度の(悪くない)プレート効率で出力も出てくること。
これはこのアンプと送信管の動作上、最低必要な条件です。これをもとに上記のような動作点を求めることになります。
入力回路と同様、出力タンク回路もその主な目的は、回路が同調していること、ではなくて、アンプがまともな動作をすること、です。
アンプ全体を見渡せば、送信管から距離が遠すぎるプレートVC、リアクタンスが大きいカップリングC、ストレー容量・ストレーインダクタンスが多い配線、冗長なアースの引き回し、などなど、効率低下につながる部分はいくらでも見つかるのかもしれません。 シールドケースのふたも、閉めておいたほうが出力が逃げないかもしれません。
ところで、GGアンプでNFがかかるとどうなるのか?
これはGKアンプでも同じですが、NFがかかった分だけゲインが低下します。(ドライブがかからない、つまり、ドライブをかけた分だけ電流が流れない)
では、どうやったらGGアンプに多くNFがかかるのか?・・・考えてみてください!
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Re: 住宅用火災警報機投稿者:
那須次郎
投稿日:2007/07/21(Sat) 01:49
No.744 |
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> 住宅用火災警報機 までは、まだ手が回りませんが、このところ日本各地で窃盗事件が頻発しているため、私のところでは防犯対策に余念がありません。 何年も前から中国人窃盗団(複数でしょう)が全国行脚しているそうで、日本で盗んだものを本国で売るのでしょうか。
監視カメラや録画装置、接近警報ライト、警報装置はもとより、警備保障会社にも警備をお願いしているところです。
けっこういい製品が安価で多数販売されていますが、ひにくなもので、これらの新しい製品に made in China と書いてあるのには苦笑いしました。
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Re: 住宅用火災警報機投稿者:
Birdhouseの住人
投稿日:2007/07/28(Sat) 17:27
No.747 |
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住宅用火災警報機は取り付けましたか? 特にシャックはお忘れなく!! 安価なものは1000円程度から・・・・これです。
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このプログラムは KENT 氏の yybbs を xoops(PHP) に移植したものです
- KENT -
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