[トップに戻る] [BBSトップ] [使い方] [ワード検索]
KL-11は出力1.5KWぐらいのアンプちう認識でいいのでしょうか?重量は70Kgもあるそうですが?8877 シングルでしたらそんなもんなんでしょうか?
もう少し出たんじゃないでしょうか?通常運転で入力3kw、ちょっとIgが…という状態だと4kw位だと言ってました。Henry3Kよりは軽かったような気がするんですが?
最大出力は頑張って2kW近くだったと思います。P電圧が若干低めの設定と言うこともありIgが流れ過ぎて球を仰天させる方が多かったですね。KL-22って言うのもあって中味はSB-2000ASでした。製造元はフロンティア?販売はハマーズでしたかね?今じゃぁPC販売で有名になりましたよね。あそこの社長さん!
そうですか、現在も使っている方いるので聞いてみます。8877真っ黒に成ってましたが元気なご様子でした。KL22持ってます。SB2000ASも使ってましたが、でかくて重いだけで腰抜けアンプでした。KL22は同じはずなのに元気が良くて、1.9でもちゃんと500w以上出てました。しかし、1.9でコンテストしてたら、プレートのデカップリングコンデンサーが逝ってしまわれました。SB220の方が、軽くてパワーが出て安定していますね。
KL-22はHVの一次側接続をちょっと変更すると気持ち良く出力されるでしょう。ヒント:約1.4倍のP電圧が出せるようにします。他のアンプでも可能でしょうがトランスが耐えてくれるか?です。ちなみにSB-2000ASとKL-22はOKでした。SB-2000DXに同じことをすると球が白く輝きますので可愛そうです。
あのカッコイイ,KL−11でしたが,まだ現役でうごいているのでしょうか?格好はいいのだけれど,動作がヤバイことがあるアンプだそうですが,いかがですか?(作りは結構手抜きです)私はKL−11を買うことはありませんでしたが,おそろいのパワー計ならもっています. FWD 3000Wまでメモリがありますが,そんなに通過させたらこのパワー計の内部で配線がが溶けます.天板に反射電力からSWRを割り出すグラフがついています.
目盛りが見えるでしょうか?
後面はこんな感じです.バードもどきでパワーセンサ部分が取り外せます.ちゃちいMコネが,悲しいですね.バードを購入するのも大変だったので,これで結構重寳していました.’70年代末か’80年ころ購入したのではなかったと記憶しています.
アラスカ11号 ヤフオクに出てますな僕には無縁ですが
アラスカー11の企画にたずさわったお二人の写真がCQハムラジオ誌5月号に載っていました。そのひとりに聞いた話ですが、このアンプは何バージョンかあって、製作時にあった部品を利用して作ったので、それぞれ違うブロワであったり、細かい点で少しずつ違うのだそうです。参考にしたアンプが、ヘンリーのアンプであるような印象がありますが、したがってヘンリーがもっている欠点もそのまま踏襲してしまったようです。
ヘンリーが持っている欠点とは、具体的にはどんなことなのですか?
この電力計、子供のころ近所のおじさんが持っていて見たことがありましたが、そのおじさんはアラスカ11号はもっていなかったな。8877新古品を2本手に入れているのですが、肝心の本体がなーい。
KL-11の回路図どなたかお持ちじゃないでしょうか?
KL-11の回路図(マニュアル)KL−22,SB−2000ASのマニュアルはありますよ。 _ _これも長年のAMPコレクションの一環です ( <@><@> )
>SB−2000AS
マニュアル
> ヘンリーが持っている欠点これは別にヘンリーに特異的な問題じゃないのですが,たとえば,フィラメント中点(カソード側)にある電流計,ツエナーダイオードなど簡単に故障する.これはGGアンプである回路の基本的なキモをちゃんと押さえないから生じる問題です.すなわち,バイパスが甘いのです.RFがちょっとしたトラブルでカソードラインに乗る,そのためメーターやツエナーが故障するのです.8877というハイμ三極管をバカスカと大電力でドライブ,グリッド電流は(プレート側同調回路の調整を出力最大点に同調をとるものだから)これまたバカスカ流れる.おまけにKL-11では,保護回路なんていう気の利いたものは入っていません.あのヤワな8877のグリッドが,ちゃんとヒューズがわりに飛んでくれる,というわけです.ほかにもあるでしょうけれど(わたしは所有経験がありませんので),へ番,アラスカ11の所有者のかた,解説お願いします!というわけで,メーカー品,自作を問わず,まねしたアンプはみな同じ運命をたどります.
Birdhouseの住人様本日John N. Hudson III, WA6HYQから、SB2000ASに関する問い合わせが来ました。かなり程度の悪いSB2000ASを入手したのだが、修理するのに抵抗値などが分からない、とのこと。> KL-11の回路図(マニュアル)KL−22,SB−2000ASのマニュアルはありますよ。厚かましいお願いなのですが、SB2000ASのマニュアルをスキャンして送っていただけませんでしょうか?FAXでも構いません。多分回路図さえあれば、彼の質問には答えられるとは思うのですが。よろしくお願いしますemail: je1cka アットマーク jarl.com です
KL−11は、7,14Mhzでは2kwpepでますが、21、28Mhzでは1kちょっとしかでません。プレート電圧は、無負荷4500vで負荷時3500vになってしまいます。ACのドロップがおおきいのかもしれませんが・・・・IGも200maを超えてしまいます。改善はできkますでしょうか?
KL-11を修理したいのですが、カウンターダイヤルやVVCはEBAYかヤフオクで入手するしかないんですかね?
> 21、28Mhzでは1kちょっとしかでません。8877×1さん、これはさびしいでしょう。負荷はまともなダミーロードですか?>プレート電圧は、無負荷4500vで負荷時3500vになってしまいます。ACのドロップがおおきいのかもしれませんが・・・・IGも200maを超えてしまいます。3.5KVかかれば1kWということはない、と思います。この動作はなんだか、ボケ球のように思いますが、いい球でしょうか?ボケた球で沢山ドライブをかけると、そういうわけで信号は歪みます。新品と銘打って、実は再生品もあると聞きます。あるいは、チャイマックとか? これは歩留まりが悪い。したがって、お値段よりも損してしまうかもしれません。
>カウンターダイヤルやVVCそのKL−11は、だれかの改造品ですか? それともこれから改造するのに使用するのでしょうか?
いい球かどうかは確認のしようがありません。3.5Mはバリコンが溶けていて、放電してしまいます。そこで、プレートバリコンをバキュームに交換でもしてみようと考えています。プレート電圧から見て、5KV 650PFぐらいあればいいかと考えています。電源などは交換されているみたいです。他のサイトにあるトランスとは違っていました。単相200V 3200Vのものがついています。
せっかくVCを交換するのであれば、余裕のある耐圧にしておくほうがいいかと思います。プレートDC電圧の2倍くらいのものがあればいいでしょう。私なら、10kV耐圧のものを躊躇なく選択します。耐圧5kVだと、ぎりぎりですね。うまく同調しているときは良いとして、同調ずれやバンド間違えなどで簡単に逝ってしまいそうです。バキュームVCは電極が薄いので、放電でダンゴができたら終わりです。その点、エア・バリコンは羽を削って修理可能です。5kV耐圧のVVCというのも、現実には、あまり見かけません。たぶんあっても、価格は割高でしょう。キャパシタンスは、使用する同調容量の2割増しは最低必要。80mバンドなら650pFあれば(パイLですよね??まさか)なんとか足りそう。パイマッチでは、どうでしょうか。ゼロバイアス三極管アンプで、パイLマッチでないとすると、高調波が問題になります。ちなみに、80mバンドのひとなどが何故か賞賛する、バズーカ・アンテナというのは、2倍高調波に対するトラップ構造になっている、ただのダイポールです。基本波に対する利得は、ダイポール相当。偶数倍に対してはノッチ特性を示します。とりあえず、KL-11は、時代的には古いものですから、改造を試みるのであれば、新しい設計思想のアンプに作り直すほうがいいと思います。
パイLです一応。そうですか、10KVの方がいいのですね。バリコンの羽を削るといいのですね。暫定では削って対応します。新しい設計思想のアンプとはどんなアンプでしょう。KL-11の回路はグリッドを直接アースしたベタコンGGです。電圧は5KVくらいかけるのがいいのでしょか?
> その点、エア・バリコンは羽を削って修理可能です。平らに削ってから細かいサンドベーパーで更にフラットにしましょう。アルミ板には小さな穴が開いていますので塞ぐ意味もあり、放電防止・耐圧向上の為、市販の絶縁スプレーを塗布しましたよ。この作業はVCをすべて分解・再組み立てが出来るタイプであれば楽々できます。AL板から切り出して交換修復も経験あります。サイズに制限のある為、今回のVVCの入手には根気が必要かもね!!某所には転がっていますが・・・・サイズが問題!!指名手配すれば・・・・意外と簡単に手に入るかも。
Bird Houseの住人さん>市販の絶縁スプレーを塗布しましたよそんなこと考え付きませんでした。さすがです。ご教授ありがとうございます。>この作業はVCをすべて分解・再組み立てが出来るできるかどうか一度見てみます。ぱっとみたところ、バリコンの羽の角が2から3mm溶けています。これを平らにすると、耐圧は向上しますが容量は少なくなるだけで、他に弊害はないのでしょうか?現状は1KWを超えたあたりから、しゃべる声に応じてジージーと放電しています。ちょっとづつ、修理するのも楽しいかも。
皆様おめでとうございます。初めて投稿します。ついてどなたか教えてください。1/2λのプレート共振回路を持つ50MHzのアンプを計画していますが出力の取り出し方分かりません。九州のアンプ屋さんのHPの写真を見ても詳しく出ていません。特にCpgが大きい真空管を使用した時に1/2λの共振回路のタンク回路は有効のようですが、出力の取り出しはプレートとロードの間で微小CとLの直列共振回路で取り出すのでしょうか?その値はどうやって決めるのでしょうか?古いARRLのアマハンには誘導結合のカップリングループで取り出す方法も出ていたようですが、そのサイズの決定仕方も良く分かりません。どうかご存知の方教えてください。
SKドライブ大好き さん、謹賀新年。ご質問の詳細がよく判らないのですが、> 1/2λのプレート共振回路を持つ50MHzのアンプとは、ARRLアマハンによく載っている真空管の両側にウィングを伸ばすようにLがあって、中央の真空管のところで同調と出力結合を取り出すタイプのアンプを示すのでしょうか? いわゆるW6PO型。というのは、π型マッチング回路も1/2λに相当するし、同軸キャビテティ型にしても同じように1/2λとすることができるからです。九州のアンプ屋さんのHPの写真にあるというのは、両側にコイルを置いたW6PO型のことですか。これが特にCpgが大きい真空管を使用した時に1/2λの共振回路のタンク回路は有効のよう・・・という根拠が不明ですが、1/2λでは両側にLを分割してやって真空管のところで並列に接続するわけですから、Lが1個の場合よりも(同じ容量の)大きなCでも高い周波数に同調します。(すなわちLは並列でインダクタンスが小)Cpg云々、は意味不明。ただCoutが大きくても、という意味ではないでしょうか。まあ、三極管では同じことに近いですが。出力の取り出しはプレートとロードの間で微小CとLの直列共振回路で取り出す・・・という構造がよくわからないのですが、何を参考になさっていますか??古いARRLのアマハンには誘導結合のカップリングループで取り出す方法も出ていた、とのことですが、これもどういう回路の話か、わからないのでコメントしようがないです。ループカップリングは、キャビティでもやっていますし。いつごろのアマハンでしょう?いったい、どの回路をご覧になっているのですか??
那須次郎様教えていただき、ありがとうございます。おかげさまで少し理解できました。知らなかったのですが、プレートを中心に左右対称の同調コイルを持つ、そのいわゆるW6PO型のプレート同調回路です。そこで、さらに質問がありますが一般的なW6PO型のタンク回路のプレート側Qのはどの程度の値を通常使うのでしょうか?HF帯のΠ型(パイ型)のタンク回路では一般的にプレート側のQは10〜15ぐらいが使われますよね。やっぱりQ=10〜12なのでしょうか?それと、お尋ね下さった(取り出しはプレートとロードの間で微小CとLの直列共振回路で取り出す・・・という構造がよくわからないのですが、何を参考になさっていますか??)の件ですが、九州のアンプ屋さんのホームぺージを見ていると(出力の取り出しはプレートとロードの間で微小CとLの直列共振回路で取り出す)ように見えるのですが???違っているのでしょうか?又、HENRYの3002か3006やCE5000/6(50MHz用) だったかな?それらも同様の回路構成のように見受けられるのですが、チョット説明がしづらいのですが、九州のアンプ屋さんのホームページの写真では微小Cはプレート側に金属板を固定し可動側の金属板をテフロンのカムで動かし金属板間の距離を変える事で容量を変化させて、又、Lは出力取り出し用の同軸の芯線部分がそれに相当していると推察しました。(VHF帯のアンプにしては異常に長く思えたものでそう考えました)HENRYのアンプでも類似の構造のように見えるのですがいかがでしょうか?素人の話に乗っていただき感謝しています。
そのHPを見てきました。7F71Rの6m用、2m用、および3CX3000A7の6m用、みなARRLアマハン型、W6POタイプです。正式な名称は、折り返し型、Fold-back type です。VHFでは表皮効果でRF電流が表面数μm〜のところを流れて発熱するので、発熱対策として幅広いコイルや表面積と放熱を期待してパイプで分布定数回路を作ります。出力5kWという値に対して、写真のコイルでは焦げるのではないか、焦げなくても熱ドリフトするか、と心配です。折り返しのコイルは、1本より2本のほうが、2本より無限大の本数のほうが(つまり周囲全部、すなわち同軸構造)、真空管のアノード部分や絶縁封止部分にかかるRFエネルギーの偏りが少なくなるので、回路の物理的な大きさが波長に近づくような高い周波数では特に有効になります。もっと高いUHFでは、真空管の内部構造自体が問題になってきます。負荷時のQは、簡単に考えるなら、真空管の動作インピーダンス÷プレート側の容量の合計のリアクタンス、としていいでしょう。たとえば、7F71Rが13.5pFの出力容量を持ち、同調Cのフラップが1枚あたり10pFくらい(可変)、出力カップリングCの容量が同じくらい、そのほか浮遊容量があって、合計40pFくらいとすれば、このとき50MHzにおけるリアクタンスは、Xc=79.6Ωです。仮に、動作時のプレート負荷インピーダンス Zp=1.5kΩならば、このときの 負荷Q=1.5k÷79.6=18.9 となります。概して、VHF〜UHFのタンク回路は高いQで動作させざるを得ないので、なるべく同調容量は減らす努力をしないといけません。すなわち、できるだけ大きいインダクタンス、小さいキャパシタになるよう回路構成を考えてください。作ったフラップの静電容量がどれくらいになるかは、上級ハムになる本とか物理の教科書に計算式が書いてありますから、ご自分で調べて計算してください。あまり大きく作ると変なところに寄生共振が出現します。かといって小さすぎると間隔が狭くなって耐圧がとれません・・・最適容量がどれくらいか?? 難しい質問です、詳しいことはこの回路のサセプタンスの計算ができるひとに聞いてください!!相手(プレート側)のインピーダンスやコイルの大きさにもよりますが、10〜15cmくらいの銅板からやってみたらいかがでしょうか。角は丸くしてください。九州のHPにある出力フラップの隣のコイルは、何でしょうか。製作したご本人にお聞きになるほうがいいでしょう。まさか、バネのつもりとも思えませんが(笑)、インピーダンスマッチ兼フィルタの作用を期待して入れたのかもしれません。余談ですが、RF回路の作りは、角がないようにしたほうがいいと思います。変な発振や放電の原因になります。それと、バキュームリレーはそれほどアイソレーションが取れないので、受信機(トランシーバ)側にもう1段、小さい同軸リレーなどでいいので、アイソレーション特性が良いものを入れておくことをお勧めします。それから、必ず出力波形を観測する、あるいはスペアナ(昔なら吸収型波長計、ちょっと古過ぎか!)で高調波や寄生発振が存在しないことを確認する必要があります。こういうものが高い周波数帯で出てくると、パワー計の指示は基本波だけのときよりも大きくなります。モニター受信機(RF回り込みがないこと)で聞いて、信号に濁りがあるようだと危ないですね。高い周波数の送信アンプでは、基本的には低電圧、大電流で動作させることができる真空管が有利です。これは先のQの計算をしてみればわかることですが、プレート負荷インピーダンスが低いほうが、Qが高くなり過ぎず、回路に流れる電流が大きくならず(RF電流はQに比例する)、すなわち回路損失を小さくできる可能性があるからです。ヘンリーの6mアンプは、どこかのHPに写真があったかと思います。実物は拝見したことがありません。アンプが完成したら、フルパワーで動作させるまえに、またご報告ください!
那須次郎様素早いレスありがとうございます。>正式な名称は、折り返し型、Fold-back type です。大事なことですので覚えておきます。私はHF帯以外で4CX250Bパラを超えるようなアンプはほとんど製作経験がないので九州のHPの様な50MHzアンプについては想像を絶するものがあるのではないかと思っています。>負荷時のQは、簡単に考えるなら、真空管の動作インピーダンス÷プレート側の容量の合計のリアクタンス、としていいでしょう。となると実際の製作時にはプレート周辺での浮遊容量が結構 大きい問題になりそうですね。 >できるだけ大きいインダクタンス、小さいキャパシタになるよう回路構成を考えてください。Qが10〜15とかの話ではなく、どうもそれ以上大きい様ですね、当たり前の事ですけど出来るだけCを小さくすることがQを下げ、効率を上げることにることにつながるのですね。>角は丸くしてください。やはりエネルギーの集中を避けるためでしょうか?>九州のHPにある出力フラップの隣のコイルは、何でしょうか。製作したご本人にお聞きになるほうがいいでしょう。まさか、バネのつもりとも思えませんが(笑)、インピーダンスマッチ兼フィルタの作用を期待して入れたのかもしれません。やはり分かりませんか。購入する予定がなく、興味本位で聞くと取り合ってくれないと思うので聞くのをためらってます。本来は出力側のフラップの変化端に同軸ケーブルの芯線が短くつながっていれば良いようですね。どうも、この出力側フラップの容量の決定の仕方はカットアンドトライしかないようで、不安の要因ですね。でも、なんとなく全体像がつかめてきました。なるべく低めのプレート電圧にしてプレート電流を多めの設計にすることでパワーを取り出すことは理解できました。実際には、高圧トランスの電圧と電流と希望のパワーの折り合いをどう付けるかが問題になりそうです。おまけにスーパーカソードドライブで作ろうなんて考えてましたので、そうなるとゲインも取れないのでもう一度、真空管と回路構成を考え直す必要がありそうです。(かなり高めのプレート電圧を使用しゲインを稼ぐことを考えていました。)>それと、バキュームリレーはそれほどアイソレーションが取れないので、受信機(トランシーバ)側にもう1段、小さい同軸リレーなどでいいので、アイソレーション特性が良いものを入れておくことをお勧めします。それから、必ず出力波形を観測する、あるいはスペアナ(昔なら吸収型波長計、ちょっと古過ぎか!)で高調波や寄生発振が存在しないことを確認する必要があります。こういうものが高い周波数帯で出てくると、パワー計の指示は基本波だけのときよりも大きくなります。モニター受信機(RF回り込みがないこと)で聞いて、信号に濁りがあるようだと危ないですね。高い周波数の送信アンプでは、基本的には低電圧、大電流で動作させることができる真空管が有利です。これは先のQの計算をしてみればわかることですが、プレート負荷インピーダンスが低いほうが、Qが高くなり過ぎず、回路に流れる電流が大きくならず(RF電流はQに比例する)、すなわち回路損失を小さくできる可能性があるからです。いろいろと教えていただきありがとうございました。ずいぶん参考になりました。何時になるか分かりませんが完成し、ブロアーの排気温度が上がるようになったコロには何らかの形でご報告したいと思います。
こんにちは。初めて投稿させていただきます。那須OMとのやり取り、大変蘊蓄があって勉強になりますが、ちょっと補足させていただきたく思います。リニアは下手の横好きで6146pp、6JS6パラあたりから始めて250B、250FGp-p、その後ラックマウントにして少し大きめのリニアを作り、一応それなりの局免許はもらってます。50MHzは那須OMおっしゃる通りHFでも2mでもない中途半間な周波数なので、球と回路設計によってはπやπLを使えたり使えなかったりします。(私は自作派なので見学しただけですが)CE2500/6E、CE5000/6Eあたりもご質問と同じ回路のようですが、λ/2の共振回路というより、出力容量が大きいのと出力インピーダンスが高く、πやπLでは設計が困難なので、並列共振、容量結合出力になっています。上記のCE/6Eリニアでは、まず球に大きな菱形の金属板を填めて容量を稼いでいます。その板の左右から、数ターンのLが接続され、それと直列にセントララボの単2電池くらいの大きさのセラミックコンデンサ2個でDCブロッキングしてからグラウンドに接続しています。各Lは互いに逆巻になっています。これで同調のためのインダクタンスを半分にすると同時に、RF電流を分散していると考えられます。菱形の板の前側(フロントパネル側)にはフラッパーが付いていて、パネル面のツマミで前後に移動するグラウンドされた板と対向していて、これで並列共振の同調を取ります。板の後ろにもフラッパーが付いていて、これと出力コネクタに接続された板を対向させて結合容量として出力を取り出しています。流石メーカー製品で、チェーンドライブでTUNEとLOADのフラッパーを前後させたり、機械的にはなかなか良くできているようですがQが低く、あまりシャープな同調は取れない、最大出力を得る点を見つけるのが難しいと聞いたことがあります。私は好みではないのと、出力容量が割合小さい球を使っているので、最初はπで作り、その後πLでやってます。プレートVCは本ホームぺージの表紙写真にもあるU10の中和コンデンサを外した(と思われる)Jenningsのmax 30pF/15kVのセラミックVVCです。上記CEリニアの球は出力容量が約25pFですから、プレート電圧を低くしてプレート電流を流して3k出力くらいならπでも十分実現できると思いますが、それ以上になると出力インピーダンスが上がってローCハイLになるのでプレートVCなしのバリL方式か、上記の方法になってしまうようです。話題に出てきたローQ、低損失という発想で行けば、CEの方式はなかなか理に適っていると思いますが第二、第三高調波などはどうなのかな...と思います。ロシア球でシングルで比較的低電圧、大電流の球を使うとか、普通の球でもパラにしてインピーダンスを下げるとかすれば50MHzでも割合簡単にπ回路が使えますが、上記のCEの球のように比較的高電圧動作の球を使うと、50MHzではなかなか厳しいようです。
恵比寿次郎さん、詳細な補足コメント有難うございます。勉強になりました。ところで、もしまたCEのアンプなどをご覧になるかする機会があれば確認してほしいのですが、> 出力フラップの隣のコイルこれは本来は、もしかして直流の通り抜け防止のためのチョークではないのか? という気がしてきました。つまり出力結合Cのフラップから、グラウンドにつながっている、ということです。こういう回路構成だと、結合Cの向かいにプレートDCが常にかかっています。これを常にディスチャージするためか、と思えてきました。放電したり接触したときはもちろん、静電容量だけでも(まあ電気量は小さいでしょうが)出力同軸の芯線に高圧がでてくるのを防ぐ必要はあるのです。さて、 SKドライブ大好き さん、その名前の意味がやっと判りました。それらしいなぁ・・・とは感じておりましたが。スーパーカソード・ドライビングという手法は、1960年代前半すでにARRLの雑誌QSTに登場します。ちょうど3−500ZなどのゼロバイアスGG専用管が世の中に登場したあたりですが、それまで一世風靡していた4−シリーズの送信管で、いわゆるベタコンGGをやったひとたちがオーバードライブでグリッドを焼損したのをきっかけに、もっとローμの動作をさせるために話題になったのでした。なぜベタコンGGか、といえば、楽だからです。プレート高圧とフィラメント電源だけでよい、というのは大型四極管を使用した経験のあるひとからすれば、まさに極楽なのです!ラジアルビーム管と呼ばれる4−125A, 4−250A, 4−400Aでは(4X150や4CX250,350シリーズと同様に)ベタコンGGをやった場合は、たいそうなグリッド電流が流れます。通常、スクリーンよりも大きな電流がグリッドに流れるので、損失オーバーとなり焼損します。そこでグリッド電圧をDC、ドライブともゼロボルトとして、スクリーンだけにドライブ電圧をかける(このとき通常はDCスクリーン電圧はゼロボルト、感度を上げる場合はDCをかけることも可能)、それでドライブする方法なのです。すなわち、ハイμないしメディアムμの四極管をローμの三極管にしてカソードドライブのGGアンプにして使用する方法です。この方法で、一般的な送信管で一番よくドライブがかかるのは、あの、気まぐれ厄介もの、4CX1000Aだ、というのは面白いことです。この球の気まぐれの原因は、ひとえにスクリーンが高感度だということに起因します。このときのドライブ電力に対するプレート電流の流れ方は、3−500Zや3−1000Zを通常のGGアンプで使用するときと、ほぼ同等か、やや劣る程度になるかと考えられます。(DCグリッド電圧=ゼロボルトとしたときのスクリーン電圧によるプレート電流の変化率)SKドライビングは「ひずみが少ない」、と鵜呑みに信じているひともいますが、そうでもなくて、4CX1000Aでは、SSBは、けっこうひずみます。(これは適切でない入力回路にも原因がありそうですが) スクリーンのDC電流の動きも、あのダイナトロン特性しかり、まずドライブをかけるとマイナスに振れだして、あるところからプラスに転じます。このあたりが、SKドライビングであっても、本来の4CX1000Aらしい、ひずみだすポイントなのですから、まったく面白い現象です。しかしアイドル電流はほとんど流れないので、消費電力は激減させることが可能です。ただし、こんなことは誰も言いませんが、実際はSKドライビングのGGアンプでも、寄生発振などの異常動作は起こりますので、それなりのRF取り扱いについての注意は守って製作すべきです。
おはようございます。もう16〜7年前、CE2500/6Eの見学時に書いたスケッチを出してきましたが、残念ながら、出力フラップ周辺は詳しく書いてありませんでした。ただ、出力フラップとグラウンドの間に入れているのなら、おっしゃる通りDCディスチャージ用の物でしょう。πのアンテナ側にも入れる、アレです。あとスケッチを見ると、菱形のプレート板の左右にコンデンサが2個ずつ取り付けてあり、Lはグラウンド側に接続してありました。昨日は Cがグラウンド側と勘違いしていました。まあどちらでもOKですが少しでもDCの掛かった部分を減らそうということかも。
那須次郎様ご推察そのとおりです。同タイプのドライブアンプは何度かテストはしましが、現在では4CX250Bパラの50MHzアンプだけがスーパーカソードドライブタイプになっています。このアンプは、動作時のEP2000Vで最大160wのドライブ電力で押すと最大750W位出ますが、現在ではドライブアンプが100W程度でですので500W位で使用しています。残念ながらEIMACの規格通りになっています。もっと出ればいいのですが。ちなみにプレート アイドリング電流は2本で15mA程度でした。先日よりの、お話させていただいたのアンプの計画の話は、計画中の物プレート電圧が高いのとドライブパワーと希望出力とW6POタイプ回路 では、どうもバランスが取れそうにないので思案の泥沼に落ちてしまいました。真空管 高圧トランス ドライブパワー 希望出力 タンク回路 ケースサイズ 等 と、トータルな面で変更を考え始めました。それはそうと、歪みついて興味深いコメントをいただきましたが、この事については以前から気になっていました。普通の送信管の規格表ではの平均定電流特性表がSG電圧は1電圧点か、あっても3点程度しか出ておらず、SG電圧対プレート電流の変化率を表すものが出ていないので(物によっては在るものも有りますが)何点かのSG電圧から動作状況を推察して、SKドライブアンプを作りましたが、この辺りにSKドライブの歪みの謎を解く鍵があるのではないのかと思ってました。やはり球や動作方法にによっては、歪みは多くなるのですね。変に納得してしまいました。それから出力側のフラッパーの件ですが、恵比寿次郎さま、よくご存知ですね。当方はCE/6のアンプを持ってないので、以前に見た写真から得た情報をしわの少ない”どたま”(脳みそ)に画像処理して取り込んだものですので、残念ながらこの場に出すことができません。出力の取り出し方に興味がありましたので、幾つかのアンプの出力側フラッパーを見ていてなんとなく違和感を感じてました。また何かとお教えください。
> 皆様へお待たせしました??このAMPのRF部画像でよろしいですか?
画像追加
Bird Houseの住人さん こんにちは。これはCE1800spで球は1200D7ですね。
Bird Houseの住人さんCE1800/6の写真を投稿してくださってありがとうございます。1枚目の写真が分かりやすいのですが、当初の質問の際、気になっていたのは、アンテナ側のフラッパーの電極と同軸コネクタ(NR)の間にあるリード線と呼ぶには長すぎる銅板(2cmX5〜7cm位の長さ)の事です。もちろん、フレキシブルに電極を動かすためでしょうが、プレート側同調用のフラッパーでもフラッパー電極とアース間の銅板が気になっていました。VHFでは結構な長さなので何か理由があるのではないのかと思っていました。
こんばんは。今日、ARRL Handbook 2007を眺めていたらCE/6Eと同じ形式の2mのアンプの記事が載っていました。フラッパーとコネクタの間の棒の理由とか、結構参考になると思いますよ。
W6POタイプのパワーアンプはこれです。http://web.wt.net/~w5un/8877-1.htm2m、8877使用ですが、いろいろなバリエーションがあります。W6POさんはすでに故人ですが、W6SAIとともに偉大なアマチュア無線家(といっていいのかどうか?一種の業界ブランドでもあります)、いずれにしても偉大なアマチュア無線界の功労者でした。初期のヘンリーラジオの70cmアンプでも同様の回路を採用していますが、効率は良くなかったようで、後に8877のUHFバージョンである8938という同軸ステムの三極管に変更されています。しかしこのバンドでは、プレート周囲は全部囲いこんで、同軸キャビティにするほうがいいのです。(円筒が難しいなら方形キャビティで)W6PO型のタンク回路は、いいところ2mまでで、70cmでは限界に近づきます(2C39のような小さい送信管では23cmの使用例もないわけではないが、奇抜が好きならそれもいいか)。低い周波数は6mくらいで、それより下のバンドでこの回路を使用するメリットはあまりないのかも知れません。しかし10mで、もし大型送信管の採用や、送信管のパラレル運転を採用する場合には役に立つのかもしれません。どなたか実験してみてください。というのは、こういう場合、10mではπマッチでは下手するとプレート同調VCは抜け切ってしまったり、VCなんか取り外したほうが出力が出た、コイルは半ターン、などという、どこからどこまでがタンク回路かわからないような、ちょっとあやしいアンプが出来る場合があるからです。もちろん、分布定数回路と見ればいいわけですから、だったらそれらしく形状を整えるほうが美しい!・・となるわけです。出力結合は大きなキャパシタになりますので、この場合は(たとえばDCブロッキングCを経てから)さらに直列にL、そのあと並列に負荷VCという手、あるいは出力Lのタップダウンで50Ω出力を取り出す、などの方法もでてくるのでしょう。(具体的な根拠はありませんが)これだとC結合によるハイパスで高調波が増えることも少なくなりそうです。いずれにしても高調波フィルタは必須ですから、簡単な5素子ローパスフィルタくらいは挿入してください!
那須様 恵比寿様 いろいろと、どうもありがとうございます。髄分と勉強になりました。おかげ様でW6POで、今 流行のgoogle検索をして、タンクの計算の仕方まで出てきました。それと出力の取り出し方も参考になりました。>10mではπマッチでは下手するとプレート同調VCは抜け切ってしまったり、VCなんか取り外したほうが出力が出た、コイルは半ターン、などという、どこからどこまでがタンク回路かわからないような、ちょっとあやしいアンプが出来る場合があるからです。恥ずかしい話ですが、当方も何度か経験があります。28MHzまで高くなって、タンク回路の周辺がすっきりしてないと、簡単に、タンクコイルがなくなってしまいます。(28MHzで使うかどうかは別ですが)さらに50MHzまでになると、特に顕著なのでしょね。
こんばんは。那須OMの>いずれにしても高調波フィルタは必須ですから、簡単な5素子ローパスフィルタくらいは挿入してください!とのことですが、これは電波法の-60dB、1mW以下という条件のことを言っておられるのでしょうか。π回路だと第二高調波で-40〜50dB未満くらいだからLPFなしだと全然無理ですね...総通も「LPFとCMFは必ず挿入して運用してください!」と言っているようです。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 |
このプログラムは KENT 氏の yybbs を xoops(PHP) に移植したものです - KENT -