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初めて投稿させていただきます。いつもこのホームページを楽しみにしております。みなさまと違いかわいい6mアンプの効率についてヒントを頂きたいのです。当方、開局は1976年でして、当時IC-502用にと829BのGKアンプを作成しました。当時は、大阪のジャンク屋で買った中古の829Bでして、効率についてもあまり考えていませんでしたし、グリッドに電流を流せば35Wくらい出ていました(C級動作)。最近、FT−817を買いまして、昔作ったアンプを復活させてやろうと、思い立ちまして新品のRCA829Bを手に入れ、B+450V、SG210V、ドライブはFT-817の最小パワーでもグリッドが流れるので、3dbのπ型のアッテネータを入れ(約200mWでドライブ)、CG40μAとしAB1で動作させています。このときの動作は、SG20mA、IP140mA、入力63Wで出力が24Wと悪いのです。RFCは自作のもので15mmのグラスファイバーの棒に巻き付けて50μHです。PPですので、出力は並列同調のタンク回路、JA1FG氏の提案する1点調整法なる結合度の調整も行いました。実装上の問題もあるかもしれませんが、この異常な効率についてヒントををいただければ幸いです。
> 中古の829Bでして、、、B+450V、SG210V、CG40μAとしAB1で動作させています。このときの動作は、SG20mA、IP140mA、入力63Wで出力が24Wと悪いのです。単純な感想を述べさせていただきます。球が既に寿命=ボケてませんか?829Bは新品でCW運用としても。。。。PVが低すぎますね、最低6−700Vは必要。その場合でも4−60Wしか出ない球です。PPが40Wですし・・・効率だけを考えるならば6146/A/Bや6JS6/B/Cx1本にかないません。無論、電波の質は別ですよ。電圧(電源から)6CL6x2本のほうがFBと思うのは私だけかな?参考にならないですね。元6M大好き人間(小笠原DXPediが懐かしい!!)JD1Axx
40年近く前、中学生の時に作った 3E29 のAMPでは入力の30%程度しか出力が得られなかったように記憶しています。ものすごいTVIが2CHに出るので、それ以来6mには縁がありません。パナ6もTVIがひどかったです。
829Bさん、いいお話を投稿いただき、ありがとうございます。> グリッドに電流を流せば35Wくらい出ていました(C級動作)。とのことですが、今回、グリッドバイアスはどうなさったでしょうか? まさかと思いますが、C級で使用したときのままではいけませんが。> 新品のRCA829Bを手に入れ、B+450V、SG210V、ドライブはFT-817の最小パワーでもグリッドが流れるので、3dbのπ型のアッテネータを入れ(約200mWでドライブ)、CG40μAとしAB1で動作させています。このときの動作は、SG20mA、IP140mA、入力63Wで出力が24Wと悪いのです。スクリーンもプレートも、随分電流は流れています。(規格ではどうなるでしょうか?)アンバランスな感じもしますが・・?仮に回路が異常発振などせず、基本波をきちんと増幅しているとして考えると、・・ドライブは充分小さいとして、負荷が重すぎる印象。出力結合の設定に問題ありか、と私は推理します。結合をもっと深くしてみてはどうでしょうか。実際にマッチングのいいアンテナを負荷にして、SWRが上昇するようであれば、異常発振があります。(高い周波数で発振すると逆にパワーは見かけ上たくさん出ているように見える) 今回は関係なさそうな印象。> RFCは自作のもので15mmのグラスファイバーの棒に巻き付けて50μHこれは余計です。大き過ぎます。10μHもあれば充分。害がないなら、まあよいですが。> PPですので、出力は並列同調のタンク回路、JA1FG氏の提案する1点調整法なる結合度の調整も行いCの大きさ具合はどうでしょうか? (コイルが大きすぎで)抜けすぎていませんか?> 実装上の問題もあるかもしれませんが、たとえば、リンクコイルから出力同軸線路にいくまでが長すぎるとか、大きすぎるパラ止めコイルが入っているとか、カソードのバイパスCのリードが長すぎる(RFが乗ってNFBが掛かってゲインが低下する)とか、スクリーンのCが大容量すぎるとか(50メガなら1000pFでいい)、等々、考えるときりがないのですが、一度写真をUPしてみなさんにご意見をもらうといいかと思います。最後に一番大切なことをおたずねします。 中和はちゃんととっているでしょうか?6CL6 ゼロバイアスGGならおそらく不要でしょうが。(GGの中和をとる方法もあります)
もうひとつ、ふたつ質問させてください。> 最近、FT−817を買いまして、どのモードでパワー測定をなさったでしょうか?パワー計および負荷は何ですか?
那須次郎さま:やっと週末になり、夕方から、ごそごそと始めました。小さいアンプで質問させて良いものかどうか迷っておりました。まず、モードはCWです。パワーメータはBIRD43に100Aを使っています。>グリッドバイアスはどうなさったでしょうか?TS-520のトランスを用いていますので、90Vをダイオードで整流しまして、-25Vのバイアスを作っています。>スクリーンもプレートも、随分電流は流れています。(規格ではどうなるでしょうか?)アンバランスな感じもしますが・・?RCAのマニュアルをダウンロードして見ていたのですが、SG200Vの特性ではこんなものみたいです。SGの電流はかなり流れます。> PPですので、出力は並列同調のタンク回路、JA1FG氏の提案する1点調整法なる結合度の調整も行い>Cの大きさ具合はどうでしょうか? (コイルが大きすぎで)抜けすぎていませんか?Cは、昔の山七というメーカの一応1KV耐圧のスプリットステータを使用しています。>大きすぎるパラ止めコイルが入っているとか、実は、さっきまでプレートのパラ止めを作り直しておりました。これは効果がありまして、η=45%くらいになりました。また、電源もドレークのAC4というもの(B+650,SG250)に接続できるようにしました。ファンなしで使いたいので、結合を変えてIP=100mAとしまして、EP640V(励振時)となりました。>カソードのバイパスCのリードが長すぎる(RFが乗ってNFBが掛かってゲインが低下する)カソードは直接グランドしています。>スクリーンのCが大容量すぎるとか(50メガなら1000pFでいい)、スクリーンにはセラコンの1000P、2200P、ディップドマイカの500Pが入っています。スクリーンは何か影響を及ぼすのでしょうか。>一度写真をUPしてみなさんにご意見をもらうといいかと思います。はい、アルミシャーシにパネルを張り付けたもので、実験をしていますので、かっこわるいですが、あとでアップします。>中和はちゃんととっているでしょうか?はい、昔作ったときにかなり痛い目にあっていますので、ヒータだけをつけて、アナログテスターに自作のRFプローブをつけものでバランスのとれるようにしています。
写真を撮ってみました。お恥ずかしい限りです。アドバイスをいただければ幸いです。現在のところ電源は、AC4+絶縁トランス(100->117V)を使っています。AC4のSGは250Vもあるので829Bの規格を越えますので、25mA流れるものとして、SGには直列に抵抗を入れてあります。
いま、SGに入っているパスコンをセラミックの1000Pだけにしたら、η=50%となりました。驚きです!なぜ、SGのパスコンがこんな作用をするのでしょうか。昔話で申し訳ないのですが、学生時代4F66RというJRCのセラミック管でアンプを作った際に、ダイナトロンで悩まされ、SGには大きなブリーダ抵抗と電解コンを含めた100,1000,10000Pのコンデンサーを並列につないだのですが。このアンプの目標がη=60%、B+650V、IP=100mAの40W程度と考えています。しかし、スプリットステータVCが安物なのでもとのEP450Vに戻して、30Wアンプにしようかとも思案中です。
写真拝見しました。> パスコンをセラミックの1000Pだけにしたら、50メガにはこの容量が相性がいいのです。では、同じものをもう一本いれるとどうなるでしょう。> なぜ、SGのパスコンがこんな作用をするのでしょうか四極管いじりをするには、これは永遠のテーマではないかと思います。(この話は資料室参照)コリンズ30S−1やこのHPの表紙のアンプでは、スクリーンを直接グラウンドに落としています。ロスがあり、自己共振点もあるコンデンサをどうしてスクリーンにいれるの?・・・という発想です。高周波的には、スクリーンは出力回路のアース側に相当します。だったら多少ロスがでてもいいカソードを浮かせて、マイナスSG電圧をかけてやり、バイパスすればいいじゃないの、ということになったようです。スクリーン直接アースで、文句あっか!と来たものです。写真では、アルミパネルと手前のコイルの距離が近いように見えます。PP回路ですから、入力も出力も対称にしなくてはなりません。バイパス回路もなにもかも。(シャーシ裏側も検討しなくては!)まだプレート回路の引き回しが長い印象です。いっそ銅リボンで配線してみてはどうでしょうか。それから、集中定数回路はRFエネルギーをまわりに発散します。これを箱のなかに閉じ込めて集めないと効率は上がらないのです。UHFアンプのキャビティ構造はそうやって作ってあります。出力効率50%は上出来かと思います。あとはSSBで使用したときにスクリーン電圧がふらついて歪まないかが心配ですね。これを安定化してやるなりブリーダーに沢山流しておくと、効率はともかく、直線増幅の動作は安定します。スクリーンの直列抵抗はいただけません! いつも同じスクリーン電流が流れているわけではないので。50メガのP−Pアンプは、越後の田吾作さんが得意とする分野ですが、ここをご覧になっていませんか??
>> パスコンをセラミックの1000Pだけにしたら、>では、同じものをもう一本いれるとどうなるでしょう。これはやってみます。以前、JA1MP氏の書かれたVHFアンプのSGには100Pが入っていました。>それから、集中定数回路はRFエネルギーをまわりに発散します。>これを箱のなかに閉じ込めて集めないと効率は上がらないのです。>UHFアンプのキャビティ構造はそうやって作ってあります。ずっと前に6360で144MHzのアンプでは、レッヘル線なるものを使いました。あの場合には、分布定数回路でした、共振部分から飛びまくっているみたいでして、アルミ板をかぶせると出力が格段にあがりました。今回の集中定数でも、やはり箱に入れないと効率に影響があるのでしょうか。当然、オンエアする際には箱にいれますが・・・>スクリーンの直列抵抗はいただけません!はい、EPが低いというご指摘を受け、AC4という電源をそのまま接続してしまったのです。先日まで実験していた電源はTS-520のものでして、スタビロ2個で安定化しております。
写真見る限りですが、HFでも?コイルが細く振動で不安定になるでしょう? こういう造り方は80m以下の場合です。周波数が上がった分、表皮効果が大きくなる、=コイルの抵抗が問題になる。という事です。銀メッキは不要ですが、太い線材が望ましい。 G2は抵抗でブリードした電位を与えて下さい。それと、パスコンですが、セラミックならリードせんが最短(5mm以下)で複数を並列にする、これはVHFなら普通の処理です。829Bの位置から反対方向でコイル? 配置の問題?出力管に近い位置に直すと良くなるでしょう。無駄な配線の影響です。6mのCWなら最大で75%くらいまで出て普通です。振動でも影響しないような固定が重要です。PPは時たま方焼けを起こす様です。御注意下さい。
訂正と追補です。セラミックコンの”複数”の意味は1000pF+330pF+100pFなどで一緒にGNDさせる。方焼けは片焼けです。片焼け対策は直線性を犠牲にしても良いなら、カソード抵抗を均等数値で入れる事で可能です。直線性の犠牲も抵抗値が小さいなら大きな問題にはなりません。(100Ω以下なら)
小池さま:ご指導有難うございます。コイルは2φのエナメル線です。来週上京するので、太い線を仕入れてきます。G2のパスコンは現状セラミックスコンで1000Pとしています。コイルの位置は一度変えてみます。ただ、そうすると出力リンクコイルの同調バリコンの位置を変える必要があるので、この部分を作りなおしてみます。有難うございました。
JA1PCY 塚原博太郎さんがこの10月1日にSKされたと知りました。写真はクレージーこんてすたーずのHPからいただきました。お酒が入ったのか、お元気そうないいお顔です。最後にお目にかかったのはたぶん一昨年のハムフェアでしょうか。しかし毎年お店は活況で、塚原さんはお客さん対応に忙しそうであり、話しかけるのは申し訳ない風でもありました。ちょっとお疲れ気味なのかな、と思った瞬間でもありました。JA1PCY といえば、’70年代のコンテストシーンのトップを飾る有名なトップコンテスタでした。いつもCQ誌のコンテスト結果発表のページに、「優勝JA1PCY」の文字とともに、シャックのリグの前で撮影した、凛然とした塚原さんの写真が載っていたものです。とてもかっこいい、と思いました。しかし常に、偉ぶる様子もなく、どちらかといえば控えめなかたでもありました。が、無線の核心を突く話題になると容赦なく、いつも鋭いご意見をすばやく提示されました。そして的確に、信念をもって目標を仕留めたかたでもありました。’83年のこと。戦乱のため、すでに20年来オンエアされていなかったカンボジアのゲリラ基地 兼、難民キャンプからJAグループによるDXぺディションが行われたことがあります。塚原さんはこの運用の最後にあたる第3グループで現地入りされました。XU1SSというコールで出てきたその局は、保安上の理由からキャンプ内の軍司令部にある局舎からの運用は朝8時から午後5時に限られました。すでに相当の局数をハイバンドで稼いだ後、なんとかして7MHzに出られないか、と思案した結果、運用終了の5時にスケジュールを組もう、と塚原さんが言い出したのです。そして司令部の中庭にある花壇の真ん中に立つ14AVQバーチカルにより、ついに7MHzの運用が実現し、あの電圧変動でQRHがひどいヒョロヒョロしたCWの信号が7MHzに現れたのでした。まだ現地では日が高い、8月下旬の夕方5時でした。信じられないことも起こるものだ、と私が感想を述べたのに対して、塚原さんは、いやそれは可能でしょうね、と確信に満ちた表情で、淡々と語られたのは印象的でした。そして、そのとおりになりました。語られるべき亡き英雄の姿は、ほかにも多数あることでしょう。ご子息も立派な社会人となられ、父をもしのぐであろう立派なアマチュア無線家に育っておられるのはうれしいことであります。しかし、まだまだやってもらいたい仕事は沢山ありました。残念です。ご冥福をお祈りします。
あら、こんなところにPCYの追悼記事が日曜日にヒロ電子に行ってきました。PCYは、ほとんどお酒を飲みません、月例ミーティングでもいつもウーロン茶でした。12月にお別れ会をしようと思っていますので、是非いらしてください。
> 日曜日にヒロ電子に熊谷さん、アンテナ工事でしたか。お疲れ様です。PCYさんはお酒を飲まなかったのですか、タイ国境の町の中華料理屋に行った夜くらいしかいっしょに食事をしたことがなかったので、存じませんでした。ご子息もぜひお呼びして、私もご一緒できたらと思います。日程は早めに決めてくださいね!
JA1PCY 追悼の夕べ以下のように開催しますので、是非都合を着けて参加お願いします。XU1SS運用時のPCYが写っている写真貸していただけませんか?日時:12月9日(土)17時から場所:吉祥寺琥珀亭http://r.gnavi.co.jp/g639100/map1.htm費用:5千円申込:11月27日までに熊谷まで,この記事から直接どうぞ参照:http://wind.ap.teacup.com/je1cka/2235.htmlなお、この記事はどこに転載して頂いても構いません。
> JA1PCY 追悼の夕べ> XU1SS運用時のPCYが写っている写真了解しました。写真の記憶はまったくないのですが、探してみましょう。(後日、別荘にて)
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