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那須次郎とアンプを語ろう

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プレートVCの足許投稿者: 那須次郎 投稿日:2005/05/25(Wed) 23:29 No.182  
ヤフーオークションに千葉県のjoe_yoneさんという方が出品しているキレイな30S-1の写真を拝借しました。(お許しを)

 このアンプの成功の秘訣、そのひとつはこのプレートVCの足許にあります。4CX1000Aソケットのごく近傍のグラウンドにアースされたプレートVCのことです。距離の短さがこの秘密です。

この真似をしたアマチュア機は、実は無いのではないでしょうか? (たぶんその重要性を理解していない)

 この件は、アマチュア向け雑誌にも(’60年代のUS誌でした)4CX1000Aアンプを成功させるには、このように取り付けない限り動作を補償しない、とまで書いてありました。当然、Eimacスタッフと思われるOMが発表したその製作例では、小さなバキュームVCが球のソケットが取り付けてあるサブシャーシの横っ腹に取り付けてありました。

 もうひとつ、プレートの引き出し線が、大きな窓を通ってタンク回路に入ることです。絶縁板があるので目立ちませんが、ここは大きい窓が開いています。なぜなら、球のプレート部分からすでにタンク回路が始まっているからです。
 
 28メガ用コイルの一部は別巻きの小さいものですが、球のプレート出力容量があって、そのあとこのコイルがあって、それからプレートVCに接続されていることは見逃せません。プレートVCの最小容量が大きすぎるための対策です。このあとに28メガコイルの続き部分があるのです。

 こういうタップダウン、目的外の寄生周波数に共振するので、VHF帯で発振しやすくなり、けっこう難しいのです。
AMERITRONのAMP その8投稿者: BIRD HOUSE 投稿日:2005/05/05(Thu) 23:43 No.158  
AL1500 3CX1500A7/8877 x1



Re: AMERITRONのAMP その8投稿者: BIRD HOUSE 投稿日:2005/05/05(Thu) 23:43 No.159  

3CX1500A7/8877 x1



Re: AMERITRONのAMP その8投稿者: Nasu Jiro 投稿日:2005/05/07(Sat) 01:42 No.163  

いながらにして、まさにデイトン・ハムベンション気分になれます。ありがとうございます!!

 アメリトロン、私の知らないところで、随分がんばったのですね。こんなに沢山のカワイイ〜アンプを製品化したのですから。まあ〜どうでもいいくらい、いろいろ作ったものです!!・・と感心します。

 だいたいが小さい電源トランス(たぶん倍電圧整流?)、風圧の取れないファン、という組み合わせです。

 アメリカの家庭用電源のように数百アンペアも取れる単相230Vが入っている場合はあまり問題ないのかもしれません。が、ACラインがドロップする、トランスの電流容量が小さくてそこでも電圧が低下する、悪いことには倍電圧回路ではドロップするカーブも倍になる・・・。
 となると、四極管と違って、三極管ではプレート電圧の低下がもろにプレート電流も低下させる特性があるため、ぐっと出力が低下します。フィラメントもエミッション不良におちいる・・となり・・・。

 まあ、こういうカワイイ〜アンプには、ムチ打ってパワーを搾り出そうなどと考えないほうがいいのでしょうねえ。真空管もかわいそうです。

ところで、プレートRFCを分割巻きにすると、何かいいことありますでしょうか? 直列共振点はほとんど変化しない、と思いますが。



Re: AMERITRONのAMP その8投稿者: BIRD HOUSE 投稿日:2005/05/07(Sat) 01:53 No.165  

分割巻きは巻き安さと。。。緩みでNGになるのを機械的に防止する為、とホール回避と理解していましたが。。。。。違った?



Re: AMERITRONのAMP その8投稿者: 那須次郎 投稿日:2005/05/08(Sun) 15:06 No.169  

 巻き易いのは連続のほうが、つまり緩むスキマを与えないほうが正確にできると思います。ロッドに溝が切ってあるか、ロッドに穴をあけて通している場合は別ですが。

ホール(hole)回避、と皆さんお書きになるが、どれほどの効果があるのか・ないのか、について、具体的にデータを書いてあるものは(「重箱」本以外に)見たことがありません!! 

 4分の1波長の長さのホルマル線(エナメル線はダメ、皮膜の耐圧が低すぎる)を巻くとよろしい、とか書いてあるものもありますが、ほんの「おまじない」以外の意味がないです。
 理由、4分の1波長の電線をぐるぐる巻きにしても、(両端で高いインピーダンスを示す)4分の1波長には共振しないから、です。
 4分の1波長ホイップアンテナをぐるぐる巻きにするひとは、いないですよね〜 Hi Hi

(短縮ホイップアンテナを作るにしても、コイルは電線4分の1波長分は巻いていないはずですよ!!、 理由、コイルはなぜ巻くのか、を考えたら解るはずです。なぜ真っ直ぐじゃないのか、ということです。)

それに、RFCとしては、そんなに沢山巻いたら巻き過ぎです! わざわざホールを作るようなものです。

 さらに、JRC送信機のように、別のロッドに分割巻きにしてバンドによりショートする方法についても、その効果の有無、その意味・注意点を解説したのは、「重箱」以外のアマチュア本にはないでしょうねぇ・・・勉強してください!!



Re: AMERITRONのAMP その8投稿者: BIRD HOUSE 投稿日:2005/05/11(Wed) 00:17 No.176  

重箱はCDRに焼きましたので保存は楽になりました。
ついでに浮世絵も焼きました???
療法(両方)?勉強しなくっちゃ!!????



Re: AMERITRONのAMP その8投稿者: 那須次郎 投稿日:2005/05/11(Wed) 23:24 No.177  

 高い周波数帯に対する対策としては、RFCを分割巻きにするよりも、プレート側(hot end)を間隔巻きにしておく方法がいいです。これによって、hot end側に高圧が集中して線間耐圧が不足するのを防げます。全体の巻き数は、最高使用周波数より上に第一ホール(RFCの最初の直列共振点)ができるくらいの巻き数じゃないといけません。1本のRFCの上にいくつもの電流の節(インピーダンス最低点)が乗るのはよくありません。そうなると複数の電圧の腹ができるので、プレート側じゃないところにも hot nodule が生じてホルマル線に絶縁破壊が生じます。
(これに対する対策は分割巻きの考え方でイケますが、周波数によって乗り方がちがいますから、一通りで全部解決することはありません。)

 しかし、間隔巻きが多くなると全体のインダクタンスが不足します。低い周波数帯で問題になるかもしれませんので要注意。
 ちょうど手ごろの間隔巻きとロッドの太さ、巻き線の太さでどういうRFCを作ればいいか、ということがおのずと決まるのです。

 以上、ホルマル線の絡み方でした。夜の(?)男女の絡み方については、お手持ちの名作「浮世絵」の世界でがっちり勉強してください。現実にはまず有り得ないような構図で、その分、奥が深いのかと思います。

 個人的には、浮世絵の世界よりも、ネアカな藤原紀香さんとか、夜の香り濃厚な杉本彩さんとかの世界のほうがいいですね・・ 外人いろいろ方面なら六本木のOne-eyed Jackというお店が好みでしたが、まだあるのかな? けっこう絡み方がキツイですから、アンプの自己発振に注意してください!
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