金属皮膜抵抗の焼損ですが、那須次郎様の仰るとおりで、皮膜と言っても細かい抵抗の結合体ですので、抵抗値の高いところがあれば低いところもあり、300倍の顕微鏡で見ますと、グランドキャニオンのように凹凸がかなり見受けられます。 脆い部分の電界強度が高くなり密度当りの許容電力オーバーになり焼損していくようです。 もう15年以上前になりますが、ハイブリッドIC(それも窒素封止)内部に実装した0.5Wの抵抗が焼けるトラブルで、随分徹夜したことを思い出します。 メーカと一緒に実験したのですが、最初に火花が出たなと思った瞬間、映画のBack to the futereのようにあっという間に焼ききれ、非常に綺麗でした。