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LPFを通すと激しく発振・・・投稿者: 5F23製作中 投稿日:2010/12/04(Sat) 19:17 No.1595  
LPFを通すと激しく発振・・・

このような現象が発生してます。
で、状況ですが弊ブログにも書いてますが、以下の通り。

・出力をLPFを通すとVHF帯で激しく発振。ダミーロードでもアンテナでも。
・直接ダミーロードをつなぐと、全く発振しない。
・Eimacの4-400Cと8438(4-400AのJAN品)をペアとして使うと発振。
・国産の5F23A(NDS品)や、Amperexの5F23だと全く発振しない。
・以前、発振が起こって効果的に抑えることができた、G1に入れた
 抵抗(47Ω)を大きくしても、全く変化しない。
・出力の同軸ケーブルを交換(長いものやら短いものに)しても変化なし。

部品配置などに不安定要素があるのは承知の上ですが、Eimacを使った場合だけ発振するが不思議です。LPFを入れたことで、VHF帯が反射され、何らかの悪さをするとか、Push-Pullタンク回路(リンク結合)特有の現象なのか。。。はたまた「発振しやすいタマ」ってあるのか・・・
このような現象を経験されたことはありませんか?

4極管を完全に使いこなすの、大変難しいですね。その分、面白みもありますが。



LPFを通すと激しく発振・・・投稿者: 那須次郎 投稿日:2010/12/05(Sun) 02:48 No.1596  

(お願い、半角文字はなるべく使わないでください、サーバにスパム扱いされることがあります)

>LPFを通すと激しく発振・・・
貴殿、気ままなブログ の 不可解な現象 拝見しました。
LPFで、なにらかの影響があるのでしょうけれど、以下の疑問についてはどうでしょう?

・「発振」した球はどっちでしょうね? 両方?
・ほんとうにVHFでの発振なのでしょうか?? 

ドライブをかける以前に生じた現象のようなので、電流がドサッと流れただけではないのか、と思いましたが。グリッドバイアスをぐっと深めにしても制止できない現象でしょうか? 
それまで動作していた回路で、高圧が半分で、真空管を交換しただけでそんなこと(VHF発振)が起こるか、と不思議な気持ちもします。

LPFを挿入したときのみの現象とすると、おっしゃるようにVHF領域での反射の増加による影響と思います。どんなLPFをお使いでしたか?

上記が問題だとしたら、LPF手前に、並列にHPFを入れてVHFをダミー負荷でシャントする方法が有効かもしれません。高調波領域でも反射をなくす、そういうコンセプトです。形態としてはLPFとHPFの組み合わせですから、50メガ以下とそれ以上の2分配器です。

その昔、シンワのHF用LPFでこの回路構成を採用した製品がありましたが、10Wか50W対応だったでしょうか。業務用では、コリンズの635W−1という10kW対応のハーモニック・フィルタ(所有者は日本に数人しかいないと思いますが)で、2倍高調波以上の成分を吸収させるものがありました。蚊取り線香型のロータリ・インダクタと真空バリコンを組み合わせた、5素子パイ型LPFとHPFで、それぞれをモーターで駆動、メカニカルに同調を取ります。

HPFのカットオフ周波数は、Foの2倍波はSWRが立たないよう通過する方がいいと思います。Fo近傍の反射が問題だとすると、HPFの下側周波数の切れ具合が問題になるかもしれません(吸収用ダミーでの損失が増えます)。



Re: LPFを通すと激しく発振・・・投稿者: 5F23製作中 投稿日:2010/12/06(Mon) 21:54 No.1600  

那須さま、コメントありがとうございます。

>半角文字はなるべく使わないでください

了解しました。何度かハネられて不思議に思っていました。

>・「発振」した球はどっちでしょうね? 両方?

両方の球が赤熱しましたのが、詳しく確認していないです。見た目がアンバランスになりますが、片方のみ他メーカーの球に取り替えてテストする方法がありますね。

>・ほんとうにVHFでの発振なのでしょうか??

プレートVCを入れる方向に回すと少し軽減されるし、スペアナに柱が立つので間違いないと思われます。

実は、この現象、Cg−GNDに入れる発振防止抵抗を出来るだけ小さなものとすべく実験していた時にも兆候はあり33Ωでは同様なことが発生しました(現状の発振しない球にて)。それで82Ωまで上げたところ完全に抑制できたのですが、今回は、その抵抗を触っても全く抑制できません。Cgバイアスを深くして抑制できるかは、試していません。

>どんなLPFをお使いでしたか?

サガミエンジニアリングのHY3K−SP6というもので、ダイプレクサータイプじゃないです。3月ごろの記事で弊ブログに測定したデータを書き込んでいますが良い特性をしており減衰極はないようです。確かに高調波を終端するタイプが良さそうですね。
話題が別に方向に行ってしまいますが、一般的なLPFを使った場合「高調波成分」はどこへ行くのでしょうか?送信機とLPFの間を反射を繰り返して減衰するという説がありますが・・・。また、ダイプレクサータイプの場合で出力1kWで第2高調波が−10dBしかなかった場合、100Wがダミーに消費されるということでしょうか?

πやπLタンク回路だと、回路自体がLPFを形成してますが、リンク結合回路は無防備なのでこういうことが起こるのかとも考えました。

ラックに収納してしまい、取り出してテストするのが一苦労なので、今はその気力がなくスグにはできませんが、やる気満々に元気が出たときにもう少し触ってみたいと思います。その節にまたレポートします。



Re: LPFを通すと激しく発振・・・投稿者: 那須次郎 投稿日:2010/12/11(Sat) 12:16 No.1604  

LPF特性、拝見しました。いい感じですね。

> 出力1kWで第2高調波が−10dBしかなかった場合、100Wがダミーに消費されるということでしょうか?

高調波が、−10dBというは現実的な数値でないのですが(Hi)、基本波を約1/3の電圧の2倍周波数のサイン波と合成したら、かなり歪んだ波形になりますので(グラフを書いたらわかります)、これを整流型の電力計で測定して出力1kWっていうのが、いったい基本波で何Wでているのか、数式に強いひとに計算をお願いしたいです。

その点、スペアナ表示で基本波が1kW相当、これから−10dBのレベルで2倍高調波が見えるというのであれば、おっしゃるとおりダミーへ流れるパワーは100Wですね。
たぶんこのときに整流型電力計で測定したら、表示は1kWを超えますね。



資料室のPDF資料投稿者: 那須次郎 投稿日:2010/12/12(Sun) 00:48 No.1605  

>2倍高調波以上の成分を吸収させる

本来、資料室に収録された「重箱の隅をつついて遊ぶ」のPDFは、20編ありました。

現在、資料室中のメインの誌面とその右上にある「重箱の隅をつついて遊ぶPDF版」(20)と記されたボタン の誌面に大部分があります。

ALCのタイトルの誌面のp119に、写真の業務用吸収ダミー付きダイプレクサ型LPFコリンズ635W−1の説明が掲載されています。

そのほか、人気ダウンロード、高評価ダウンロードの誌面に大部分の内容が分散して収録されていますので、ご覧いただきたいと思います。しかし残念ながら、p120−p143 は欠落していますのでご了承ください。

以上、お知らせでした。
スーパー・カソード・ドライイビング投稿者: 那須次郎 投稿日:2010/12/05(Sun) 14:52 No.1597  
4CX1000Aのアンプがここにないので、動作データだけでもと探してみましたが、見つかりません。

そのかわり、スーパー・カソード・ドライビングで実験したときのデータが出てきましたのでお示しします。

実験機は表題左の写真にあるもの。安定動作していなかったころのもので、グリッドに吸収抵抗を挿入しています。
使用した4CX1000Aは、まだ程度がいいもので、たぶんヒーター点灯<1000時間、送信<100時間くらいで、充分元気なものでした。



Re: スーパー・カソード・ドライイビング投稿者: 那須次郎 投稿日:2010/12/05(Sun) 14:56 No.1598  

> スーパー・カソード・ドライビング

カソードのドライビング・インピーダンスの算出は、どうやったか、忘れました。ゼロバイアスなのでもっと低いのじゃないのか、とも思うのですが・・・

カソードのバイアス抵抗で受信時のカットオフを得ています。



Re: スーパー・カソード・ドライイビング投稿者: 那須次郎 投稿日:2010/12/05(Sun) 15:20 No.1599  

プレート電流は、カットオフ・バイアスのとき、ゼロ。送信状態では15mAくらいでした。
4CX10000AのAB1動作では250mAくらいアイドル・カレントを流しますので、これは大幅な電気代節約効果です。

エキサイタ出力100Wのとき、800Wくらい出ています。直線性は悪くないですね。三極結合ですから、ゲインもそこそこ、メディアムμの三極管程度は確保されるようです。
スクリーン電流は、みごとな負電流領域からゼロへ上昇していくカーブです。もしドライブを増加させればそのまま正の領域に達することでしょう。

赤線は、スクリーン・グリッドをゼロ電位にする代わりに、ちょっといたずらで、DC電源から+電圧を供給してみたときのデータです。もっと高い電圧にすればパワーが出ると思いますが、その分、アイドル・カレントは増加します。

図からわかるように、いずれの方法でも、グリッドDCバイアス電圧はゼロボルトになります。しかし、ヒーター点灯している状態では、電子走行がありますから、送受信のいずれでもG−K間に微小電流は流れていると思われます。



Re: スーパー・カソード・ドライイビング投稿者: 5F23製作中 投稿日:2010/12/06(Mon) 23:03 No.1601  

何故だか、投稿者が私のIDになってます。????

SSBハンドブックでこの回路を見たことあります。この動作の場合、G1に電流は流れないのでしょうか??4CX1000Aのグリッド損失ゼロワットが気になりまして。

このほか、変りダネとして入力電力を整流してSgに印加するG2DAFアンプがありますね。



Re: スーパー・カソード・ドライイビング投稿者: 那須次郎 投稿日:2010/12/06(Mon) 23:14 No.1602  

> 何故だか、投稿者が私のID 

なぜでしょうね、解りませんが、犯人は私です。失礼しました。直しました。



Re: スーパー・カソード・ドライイビング投稿者: 那須次郎 投稿日:2010/12/07(Tue) 00:00 No.1603  

> 入力電力を整流してSgに印加するG2DAFアンプ

その変わり種として、スーパーカソードのスクリーングリッドに入力RFを整流したダイナミックSGバイアスをかける方法をやってみました。もちろん入力同調回路付きです。グリッド電流はほとんど流れないのだろうと思います。

送信管8122x2本、整流管は9p−MTの6CA4です。
SKドライビングのとき、170mAだったプレート電流は、ダイナミックSGバイアスでは500mAになりました。

4CX1000Aでも実験した記憶がありますが、どんな動作をしたか、その記録とデータが見当たりません。
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