こんばんは。 100THはEimacの規格表からするとFreqency for Max. Ratingが40MHzになっていますが、RCAの送信管規格表などでは、更に高い周波数で使用する場合において、プレート電圧とプレート入力を下げて使うパーセンテージが書かれていますね。例えば807だと、60MHzまでは100%, 80MHzだと80%, 125MHzだと55%という具合に。144MHz用で、6146を使ったアンプが案外効率良く働いていたのに驚いたことがありました。
ところで、本題の「PPタンク回路」ですが、PPはてっきり「シングルバンドのみ」と思っていたのですが、アップロードした記事(配線図)では、3.5〜28MHzのマルチバンドになっており、なおかつ特徴が「No Swiching」と記載されていました。配線図中の「MB-150, MB-40SL」は、produced by the National Companyとなっているだけで、どのようなしくみなのかわかりません。バンドスイッチが不要でマルチバンドokは大きなメリットだと思うのですが。 (出所は、April 1956のQST誌です。)