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新年明けましておめでとうございます。今年も皆様の投稿をよろしくお願い申し上げます。
大晦日の夜、月と金星の競演をごらんになられたでしょうか?このひと月ほど、日没時にひときわ明るく輝く金星と、やや低いところにある木星がふたつならんで西の空を彩っています。西の地平線に木星がひとあし先に没したのち、ここ数日前から両者の間に割り入っていた月が、これぞとばかりに金星を誘惑します。この夜、金星(Venus)は月に食べられたでしょうか?年明けて、月は何食わぬ顔で、両者に遅れてあとからやってきました。しかも、金星に背を向けている格好です。
天体も、お供え餅も、ふたつ重なっているのは縁起物なのかもしれません。古い無線機が2台、重なっているのも縁起がいい、ということでしょうか。(古い、アメリカのアマチュア無線カレンダーの写真です)写真の上はDrake 4Bシリーズにある T4B というPTOがない送信機です。PTOのかわり、スピーカーが入っています。基本的にはクリスタル発振子を装着して固定周波数を切り換えて運用しますが、このようにコンボとして一つのキャビネットに納まると、Drake TR-44B という名前のトランシーバーになります。アマチュアのほか、業務用にも使用されました。カレンダーの説明文によれば、1968年に米国で$795だったとか。
>古い、アメリカのアマチュア無線カレンダーの写真です同じようなものがふたつ、縦に並ぶと何となしに心がそわつきます。その緊張感はこのリニアアンプにも表れます。プレートとロードのふたつのツマミ、縦並びではこういう感じになります。何とはなしに、Heath Kit の雰囲気をもつ、Hunter Bandit 1000Aという製品。UE572Aという送信管(おそらく572Bの前身でしょう)を2本並べて、公称入力1kWのパワーアンプです。RF部と同じ大きさのキャビネットで外部電源があります。1963年に$299でした(電源込みでしょうか?)。
新年明けましておめでとうございます。初めまして、那須次郎様。しばらく前に、DRAKE R4C 受信機に興味を持ち、すばらしい機械だ、いつかは...と思っているうちに、何年も経ってしまいました。最新のTRVと比べれば劣っているのかもしれませんが、まだまだ欲しい気持ちは残っていて、いろいろと勉強しています。そんな中、ここを知りました。 ここは、結構情報が詰まっていて大変そうですが、何とか踏破出来ればと思います。よろしくお願いいたします。
JA7PRVさん、お便りありがとうございます。R4CほかDRAKE 4Cラインのことを書きかけてそのまま放置していました。失礼しました。昔のリグですから、現代の新しいリグのほうが周波数精度も安定度も良好で、ハムや低周波雑音も少なくて、よく聞こえるのかもしれません。しかし一度、きちんと聞き比べをしなくてはナ・・と思っていたのですが、そのままです。なにを聞き比べたいか、というと、それまでのコリンズタイプの真空管式ダブルコンバージョンが、R4Cでは、プリミクサ回路が採用され、ハイフレケンシー水晶フィルタを使用した固定第一IFになり、さらにモード別第二IFフィルタが付いてしかもパスバンド・チューニング回路が装備されたため、トリプルコンバージョンになったわけです。そこまで、つまりこの時代の受信機でバンド別同調回路が付いていて、しかも上記のアップグレードがなされた段階が、その後のルーフィング・フィルタ付きアップコンバージョンのシンセサイザ型ワイドバンド受信機になってどう違っているのか、もちろん後者とて段階的に進化をつづけていることでしょうけれど、とりあえずいわゆるフィルター・タイプの受信機のパフォーマンスを自分なりに聞き比べてみたい、と思ったのが、R4Cについて書き始めた理由です。おそらくR4Cは、その次の時代の半導体受信機に比べると、数段聞こえ方はいい、と言えそうです。その優位性はしばらくの間、続いていたと思われます。もちろん、R4C側にも改造は施されています。第一IFのフィルタは狭帯域型に変更した、ミクサのデバイスを変更した、などなど・・・では、その優位性はどれくらいあとまで保たれるのか?いったい、いつごろまでか? いまではどうなのか?・・・高い周波数精度で待ち受け受信をするとか、何チャンネルもの周波数を瞬時に切り換えてワッチするとか、そういう比較においては、すでに優劣は明らかです。しかし、たとえば近隣から数十dBmもの強烈な信号が多数混入するローバンドの、けっして背景雑音が少なくはない周波数において、たとえば-140dB付近の微弱な信号を心地よく聞ける受信機はどれか? 宇宙の電波を発する天体のノイズ以外聞こえないUHF帯の親機としての聞こえ方はどうか? そういった比較をしてみたかった、というわけです。といいますのも、2年ほど前に、すでに50年くらい前の技術をもとに設計製作されたオール真空管式144用受信機を使用する機会があり、その聞こえ方にかたずを飲んだ経験があるからです。トップはニュービスタ6CW4、2段目417A、ゲインが27dB、ノイズフィギャが3dB、そんなフロントエンドをもつ、8MHz台IFのシングルコンバージョン受信機です。最初、あまりの静かさにこの受信機はミュート状態か?とすら思ったものでしたが、実にあざやかに微弱な信号を聞きわけてくれたので、驚いてしまったというわけです。なんじゃ、こりゃ! ・・・真空管技術の粋を極めるとこうなる、いや、実はこうだったのか(私が知らなかっただけ)と、GT管や自作のコイルが並んだその受信機を眺めながら感動したものです。この点では、聞き比べをする受信機はR4Cでなくても、小林無線でもアンリツの受信機でもかまわないわけです。この真空管時代の最後のリグ、ハイブリッド化が進んできた段階での最終受信機のパフォーマンスがどうか、これをきちんと比較して示してくれた発表例がないのではないか、と思うのですが、いかがでしょうか。しかしその後、私がこのテーマを忘れかけていたのは、IF-DSPが採用された以降の受信機は、まったくもって別モノだ、と考えるようになったためでもありました。リンギングもなく、IF通過帯域を50Hzにも絞れるような、これには私はもう一回、かたずを飲んだというわけです。少なくともCWでは、もう他の受信機を出してきて受信しようという気にならなくなってしまったのでした。ただしバンドが静かなときは、という条件付きですが。
こんばんは、那須次郎様。お返事をいただき、ありがとうございます。No.1257を興味深く読みました。特に、最後の1行が意味深ですね。 先日、USAのなんとかエンジニアリングというところのホームページを見たら、R4Cの性能の高さに改めてびっくり。ならばと思い、型番ではR4Cのトランシーブ版とみえるTR4Cを見たら、性能の低さにがっくりでした。 真空管式の自作リグでEMEを行った記事が以前のCQ誌に載っていました。真空管の機器は、まだまだ捨てたものではないですね。 以前行った大阪の無線屋さんに立派なR4Cが展示(売る気はないみたい)してありましたが、ボロでいいから後期型の安いのを探して、実戦で使ってみたいです。
> ふたつ重なっているのは縁起物拙宅にあるDRAKE送信機、T4C & T4XC です。もとのT4Cは 受信機R4Cとひとつのキャビネット内に収められて、上記No.1254の TR44BにならってTR44C という名称のトランシーバだったのかと思われます。
VFO(=PTO)をもたない T4C では、Premixerのローカル発振に相当する周波数のクリスタルを複数、内部のソケットに挿入できるようになっています。これをフロントパネル右下のチャンネル切り換えスイッチで選択して、固定周波数での運用できる(T4XCでも同様の機能がある)ほか、フロントの中央下にあるVFO/Xtal切り換えスイッチで切り換えて、受信機のVFOでトランシーブ、または送信固定・受信VFOの組み合わせの選択も可能です。
> VFO(=PTO)をもたない T4C トランシーバ機能のため、フロントパネルにスピーカーが付いています。送信機としては、T4XC同様、外部電源が必要です。シャーシ内部は、アマチュアバンドごとの局部発振用クリスタルが装備されていないほかは、T4XCと何ら変わりません。ファイナルはTV水平出力管であるコンパクトロンの6JB6x2です。CW運用ではクリスタル使用であればチャーピーは少ないだろうと思いますが、SSBはT4XCとまったく同じ、狭い帯域できっちりまとまった、DRAKE独特の音がします。これはクリスタルフィルタの特性によるものなのだろう、と私は考えていました。しかし不思議なことに、この送信機のドライバ段に、たとえばDRAKEとはまるで違う音がするはずのコリンズHF8014Aなどからエキサイタ出力を入れてやっても、出てくる音は、なぜかDRAKEのようになってしまうのです。
こんにちは。ご無沙汰しております。№1259から1260までを、大変興味深く読ませていただきました。VFO(=PTO)をもたない T4C というのは、今思うとおもしろい送信機ですね。私も開局当初はXtalでの送信でしたが、T4C(のライン)には2VFOの考えはなかったのでしょうか。それとも、のんびりと使って欲しいというコンセプトかな? でも、自分で使うならT4XCかも。 コリンズで作った音が、なぜかDRAKEになるなんて、ほんと、おもしろいですね。今まで、送信音はフィルタのスカート特性や通過特性の乱れ、キャリアポイントの位置等に左右されるものとばかり思っていました。不思議です。なぜか、R4Cだけじゃなく、送信機にも興味が出てきました。アンプは奥が深いですね。危ない、危ない!!
すみません。№1262にある1260は1261の誤りです。すみません。
JA7PRVさん、コメントありがとうございます。T4Cというのはハムラジオの雑誌に広告が載ったことはないでしょうね。たぶん、今にして本邦初公開かもしれません!本来、業務用に製造されたと思われる無線機ですから、アマチュアのように送信周波数をやたらに変更してしまっては都合が悪いから、クリスタル制御の固定周波数なのです。トランシーブ操作はそれぞれT4CかR4Cの周波数にて可能となります。日本のアマチュアの間では意外と知られていないのですが、DRAKEの無線機は欧米の業務局ではしばしば使用されたものなのです。たとえば合衆国の沿岸警備隊(Coast Guard)などはいい例で、各周波数に合わせたDRAKEの装置がずらりと並んで船舶無線を傍受していました。(もう20年も昔の話ですが) 業務用無線機はコリンズ、というのはお金がある軍や航空、放送関係などの話で、その他の無線業務で使用されたのは必ずしもコリンズというわけではないようです。この装置も、某国の在外公館の短波通信用に用意されていたものだと聞きました。1970年代末までのことでしょう。確かに、コリンズの無線機で作った音が、T4CのRF増幅段を通過すると、なぜDRAKEの音に変化するのでしょう。なぜ音が変わるかは、面白いし、興味ある現象です。単にマイクを換えても音は変わります。空気の振動を電気信号に変換するトランスジューサですから、当然といえば当然ですが、安っぽい送信機を使っていても、良質のマイクに換えればそれなりの音がでます。(本質は変わらないが)フィルタの種類や特性を換えてやっても、これも音が変化します。音色や、音の質が変わります。変調装置のデバイス(ダイオードであったり真空管であったり)を換えても、これも音が変わります。デバイス自身の個体差か、ばらつきによるのでしょう。応答特性そのものが微妙に違うのだと思います。同様に、増幅器である送信機のRF部分を換えても音は変化するのです。真空管だから、なおさら、かもしれませんが、このあたりがアナログ装置の妙味でしょうか。それぞれの増幅器の持っている過渡特性の違いなのでしょう。この場合はDRAKEらしい音になって増幅されてきます。使用する真空管の製造元を変えたらどうなるのか、やってみるのも面白そうですね。まるでオーディオの世界のようです。しかしながら無線送信機のRF増幅装置では、音声ではなくてシングルトーンだったら、デバイスや方式を変更しても、たぶん、そう変化はないのかもしれません。
那須次郎様、こんばんは。ここの掲示板ですが、情報がなかなか多くて、読みが進んでいません。すみません。 特にリニア関係は、HFはほとんど0.7W OUTPUTで遊んでいる私には縁がなく、勉強のつもりで見せていただいています。2E24とか807は懐かしかったです。ところで、長いこと使っていない真空管にはエージングがいるようですが、2E24やMT管にもいえるのでしょうか。他に、829B、7360(だったか)など、何本か持っていますが、ずーっとそのまま(退職後か、停職になったら遊ぼうと思っていました)でした。ご教示願います。 なお、あこがれのDRAKE R4C 受信機を入手しました。ちょっと高かったのですが、後期の後期らしいです。シリーズの送信機等はないので、手元にあるICOMの安いトランシーバのサブ受信機として使おうと、仕組みをこれから模索です。まだまだDRAKEのお話をお聞かせください。では。
以前にもこの掲示板で助けて頂きましたが、今回も入手先をご存知でしたらお願い致します。4K ULTRAのスタンバイ、プリオペレーション用のパイロットランプを探して降ります。4個前面パネルについておりますが、球切れを起こしてしまいました。入手出来る所をご存知では無いでしょうか? 直径5.6パイ程度で、全長16mm弱です。色々調べてますが国産ではこの様な小ささ形状の物が見当たりません。
> 4K ULTRAのスタンバイ、プリオペレーション用のパイロットランプこのあたりにありませんか?http://www.surplussales.com/Bulbs-Incan-Panel/Bulbs-4.html ネブラスカ州オマハです。もし見つからない場合は、Bobさんにメールを書いてはいかがでしょう。マニュアルに書いてあるランプの型番がわかると探しやすいと思います。
http://www.rfinq.com/parts/parts.htmlにあるものとは違うでしょうか?
ヘンリー屋様、このCタイプなんですが、既に在庫無しとの事でした。那須様、メールにて確認してみます。ありがとうございます。また、情報ありましたら宜しくお願い致します。
http://www.surplussales.com/Bulbs-Incan-Panel/Bulbs-5.htmlに載っている14V 80mAのものではないですか?20年前は秋葉原にもあったのにね。実家に3K-A用ストックがあったかどうか…
bjornさん、ありがとうございます。手元の不良品と比べてみましたら、この製品かも解りません。再度、確認してみます。
PLの通販の店が国内で見つかりました。ミゼットタイプの物で使えそうなサイズが在りました。那須さん、みなさん、お手数をお掛けいたしました。ありがとうございます!!
ウルトラファンさん、それはおめでとうございました。HRのアンプのほか、CEやDentronあたりの古いアンプでも、修理部品が足りないかもしれません。必要としている方もいらっしゃるでしょうから、その通販の店をぜひご紹介ください。パイロットランプやランプホルダ、ヒューズ、ヒューズホルダなどの小物は、製品によってモノがまちまちで却って厄介ですね。もしなければ国産品に交換してしまっても動作するでしょうが、それひとつにしても、見た目がダサい印象もあります。しかし、なぜこうも違うか、と思いたくなるほどダサいですから、困ります。国内のメーカーさんやユーザーさんたちは、そんなのどうでもいい、とお考えなのでしょうか、それとも全然ダサくないとお思いなのでしょうか、一度質問してみたいものです。
那須様、こちらのサイトです。http://www.lights.co.jp/うまく装着できました。 難点は100個単位なので、売るほど在ります!笑しかし、海外製品はこの手のパーツを含め、手に入りにくい部品のオンパレードですね!困ったもんです。先日もアルファーのPINダイオード保護フューズではてこずりました。TRの足が1本無い様なタイプをホルダーに差し込みます。管フューズに足を2本はんだあげして使用してます。笑
みなさん、こんにちは。便乗しての教えて君で申し訳ありません。私もAlphaのフューズの入手先を探しています。125V-3Aですがalpha-shop等にメールしてもなしのつぶてで、管フューズをぶら下げています。国内ではこんな形のフューズは使ってないのですかねぇ。
講釈師さん、こちらのメールで対応してくれませんか?Alpha Radio Products LLC [info@stamps.com]パーツNOは FSX-X136です。 1個弗7ですが送料が弗30と言ってきます。私は購入しました。
TR5がたヒューズならDigiKeyで買えます
情報ありがとうございます。講釈師のくせに何も知りませんでお恥ずかしデス
No.1247のヒューズのような形をした、パイロットランプがあるかと思います。古いHPの測定器などに使用されているあれ、型番がわかりませんが、これもどこかにあるでしょうか?
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